またもや東京クルマ旅 7

新宿で人と会ったついでに、紀伊国屋書店新宿本
店にも寄ってきました。

あの紀伊国屋書店の「本店」なのだから、さぞか
しスゴイのだろうと、胸を“ときめかして”行っ
たのですが、いまいちピンときませんでした。

本屋にも相性があるのです。

同じ紀伊国屋でも大手町店では、毎回十数冊の本
を買って帰ります。

大手町はビジネスマンが多く、私が興味を持つ本
がたくさん揃(そろ)っているということなのでしょ
う。

東京の街をいろいろと歩くのですが、今まで一番
ピッタリ来た街は丸の内です。

高層ビルの1階にはオシャレなお店が並び、街並
みもスッキリしていて、歩いているだけでも気持
ちが整ってくるのです。

歩きながら「三菱地所の株を買ってみようか」と
いう気持ちになりました。

あとで調べると配当利回りが1.3%ほどしかなく、
買うのはちょっと後回しになりそうです。

海外旅行の時もそうなのですが、東京へ出ると必
ず何らかの「収穫」を得て帰ってきます。

東京出張がムダだと思ったことは一度もありませ
ん。

東京へ出ると、外国人をよく見かけます。
観光客も当然多いのですが、働いている人も多い
のです。

今回泊まったホテルでも、今までそんなに見かけ
なかったのに、部屋の清掃係のスタッフなどで外
国人が目立ってきたように感じました。

日本は移民には厳しい国ですが、もう5年もすれ
ば、誰も気がつかないうちに(合法、非合法を含
めて)少しずつ移民が増えて、日本人もそういっ
た状態に違和感を感じなくなっているような気が
します。

今回出会った人たちからの刺激もあり、「もっと
トコトン勉強しよう!」という気になりました。

例えばウォーレン・バフェットは1日6時間本を
読んでいるそうですが、その知識量が今の資産に
つながっているのは間違いがありません。

私も1日の生活をもう少し工夫して、理想の生き
方を目指そうと思います。

またもや東京クルマ旅 その6

最初の日と最後の日は1日かけてクルマで移動す
るわけですが、帰るその日に大型台風が日本列島
を縦断するとの予報。

高速道路が台風のため封鎖されると大変困るので、
早朝にホテルを出発することにしました。

前日は昼からのセミナーがあり、ホテルに帰った
のが午後4時半。

ルームサービスで早めの晩ごはんを頼みました。

ルームサービスは自由な時間に注文できるし、リ
ラックスして食べることができるし、何よりも時
間が節約できるので、とても有難いのです。

夜の7時半ごろまでには荷づくりも完了し、お風
呂にも入り、寝る態勢へ。

一度寝てしまい、夜中に起きて帰阪するという目
論見です。

結果、夜中の1時半ごろに自然に目が覚め、午前2時
ごろにチェックアウトをしました。

ロビーに出ると、その時間でも掃除の人を含める
と、ホテルのスタッフの人たちが5,6人起きて
働いていました。

自分が勝手に宿泊しているつもりでも、その裏に
は多くの人たちが働いてくださっていることを再
確認し、あらためて感謝です。

午前2時過ぎにホテルのガレージからクルマを出
して、一路自宅へ。

さすがにクルマが少ないので、すいすい走れます。

これは高速道路に入ってからでも同じで、マイペ
ースで運転することができました。

たまたま台風の影響で真夜中に走ったのですが、
昼間走るよりもずっといいような気がしました。

私は夜に読書タイムを設けているので、今でこそ
夜は遅いのですが、もともと早起きで、朝3時に
起きていた頃もあります。

早起きは全然苦痛ではないので、今後も夜間もし
くは早朝運転をもっと活用してもいいかもしれま
せん。

一度パーキングエリアで1時間半ほどクルマの中
で寝たのですが、あとは快調。

台風がやってくるまでには、余裕を持って無事自
宅に帰ることができました。

またもや東京クルマ旅 その5

東京滞在最後の日は、以前から申し込んでいたセ
ミナーへ。

セミナー会場は八重洲だったのですが、当日スッ
と行けるように、前日に現地の場所を確認してお
きました。

八重洲の駅前にヤンマーのビルがあり、それを目
印にしていたのですが、何とそのビルがないので
す(!)。

どうも隣のビルと一緒に再開発されているみたい
でした(今は工事中です)。

丸の内は既存のビルがドンドン建て替えられ、ま
すます魅力のある街になっていますが、八重洲
高層ビルがポツポツと建ち始めています。

今日のセミナーの講師は、名古屋経済圏で活躍す
る建築と介護の会社の創業者(今も社長)と、海
外不動産投資の実務家の2人でした。

前者の社長の講演は、名古屋でも2回ほど聴いた
ことがあるのですが、東京のセミナーは受講者の
雰囲気が名古屋とはだいぶ違っていました。

海外投資がテーマの一つということもあり、イン
テリのビジネスマンや経営者が多かったように思
います。

一方、名古屋は地元の農家(地主)の人たちも混
じっていて、服装からして違い、セミナーへの遅
刻・早退も珍しくないのです。

講師の社長は自ら70億円の借入れをして、不動産
投資をしています。

その手法自体は私には馴染めないのですが、修羅
場をいくつもくぐってきた会社経営の話が面白く、
飽きることなく話が聞けます。

時たまセミナーでの話に触発されて「こうしたら
どうだろう?」というアイデアが、セミナー中に
出てきたりします。

頭の方はそちらの方にグルグルと回転しだし、話
を聞いていないこともあります。

もう一方の海外投資のセミナーもなかなか面白く、
また信頼できそうな講師で、「もし自分が海外投
資をする時は、今日の講師に相談してみよう」と
思いました。

海外投資のポイントは「いい投資先」と「いい仲
介業者」と「いい管理業者」に尽きるようです。

投資先は“やはり”先進国が一番安心で、アメリ
カ、ドイツ、イギリス、カナダなどが推奨されて
いました。

私の大好きなドイツの名前が出てきて、ちょっと
触手が伸びそうになりました。

またもや東京クルマ旅 その4

ちょっと息抜きで東京で散髪をしました。

しかもせっかくなので、話のネタに銀座の高級店
に行ってきたのです。

そこの創業者の話をCDで聴いていたので、安心し
て向かうことができました。

その人の創業当時の話で印象に残っているものが
あります。

ビジネス街に自分のお店を持ったのだけど、開業
費用で借りたお金を早く返したくて、土曜・日曜
は別の散髪屋で働いていたとのこと(ビジネス街
のため、自分のお店は土曜・日曜は休みです)。

つまり1日も休まずに頑張ったそうです。

今では国内はもとより、ドイツやアメリカにもお
店がある有名店になっています。

私が行ったのは、その中の銀座の高級店です。

お店はビルの4階にあり、入店するとすぐに個室
に通されました。

いくつかコースがあるのですが、私が頼んだのは
120分コース。

120分の間にカット、シャンプー、シェーブ、顔
のマッサージ、ヘッドスパ、ハンドケア、耳かき
まで付いている豪華版であります。

頭と手とを2人がかりで施術してくれる時間もあり、
ほとんど「天国状態」でありました。

普段は美容院に行っているので、髭剃りなど10年
ぶりぐらいでしょうか。

「人は見かけが9割」と言いますが、年が行くに
つれ見かけをよくする努力をしていかないといけ
ないのかもしれません。

汚い年寄りでは誰も相手にしてくれないのです。

また外面をキレイにすると、内面まで若返ります。

服装、髪型、姿勢、歯のホワイトニング、健康食、
運動など、自分の努力で出来ることはいっぱいあ
ります。

できる範囲でやっていこうと思うのです。

またもや東京クルマ旅 その3

いつもは友人や、東京で働いている子供たちを誘
ってディナーを一緒に食べることが多いのですが、
今回は何の予定もありません。

今晩はコンビニでオニギリでも買って、ホテルの
部屋で食べようかと思っていたのですが、ホテル
の寿司屋に1人で行きました。

オニギリと寿司では予算的に50倍くらい違ってく
るのですが、東京に出てきてまでケチることはな
いだろうと思い直し、寿司屋に入る「決断」をし
ました。

寿司屋に入ってカウンターに座ると、1つ離れた
席にタレントのピーコさんが座っていました。

しばらくすると、会社の経営者っぽい男性が、キ
レイに着物を着こなした女性を2人連れて入って
きました。

1人は間違いなく女性なのですが、もう1人はどう
も「男性」のようなのです。

芸者ならぬ「ゲイ者」といったところでしょうか。

ピーコさんと、そのゲイ者さんに挟まれ、「東京
ってこういう体験が普通にできるんだなぁ」と感
慨深いものがありました。

昼間は新宿に行っていました。

東京へ出ることは多くても、新宿にまで足を延ば
すことはほとんどありません。

多分20年ぶりぐらいです。

セミナーにせよ、会合にせよ、大抵は東京駅周辺
で事が済んでしまうことが多いからです。

新宿は「ちょっと波動が荒いなぁ」という印象を
持ちました。

結構ゴチャゴチャしている所もあり「そういった
場所は臭いのです」とは、新宿にオフィスがある
コンサルタントの談。

またその人いわく「新宿は広すぎて、まだ全体像が
つかめていない」、そして「働く場所としてはいい
けれど、年取ると多分住めない」とのことでありま
した。

私も「恵比寿には住んでみたいと思うけれど、新宿
や池袋はちょっとゴメンだなぁ」という感想を持って
います。

またもや東京クルマ旅 その2

今回も不動産コンサルタントとの相談のアポイン
トを取っています。

むろん無料ではなく、しかるべくフィーをお支払
いします。

これは不動産投資家にとっては研究開発費のよう
なもので、ここをケチってはならないのです。

今回はその人の本を読み、会ってみたいと思った
のでメールを入れ、面談の予約をしました。

会ってハズレだった人もいるのですが、ほとんど
の場合は何らかの「収穫」があります。

今まで10勝2敗1引き分けぐらいであります。

今回会った人も、もともとは不動産の個人投資家
だったのですが(今もそうですが)、見てもらっ
ていた税理士のあまりのいい加減さに、自分で税
務のことを勉強しだしたのだそうです。

そのまま税務の勉強にハマってしまい、遂には税
理士の資格まで取ってしまったとのこと。

会社も退職し、今は新宿でオフィスを構え、不動
産投資と不動産に特化した税理士をやっているわ
けです。

無借金で、合計年間家賃収入が2,000万円というか
ら”たいした”ものです。

相談相手との相性というのは必ずあるのですが、
「勉強好き」と「無借金」というところで気持ち
が合い、なかなか充実した話の内容となりました。

当社はコインパーキングを土地から仕入れ、自社
で運営しています。

それがメインの事業でもあるのですが、事業とい
うよりも、投資業と言い換えてもいいかもしれま
せん。

投資事業としてのコインパーキングの弱点は、建
物を建てないため、土地の固定資産の減免がない
ということです。

住宅用の建物が建っていれば、土地の固定資産税
は6分の1になるからです。

また同じく建物がないため、減価償却がほとんど
出来ないという欠点もあります。

今回相談の結果、「いくつかのコインパーキング
を賃貸戸建てに変えていってはどうか?」との案
が出てきました。

書いてしまえばコロンブスの卵なのですが、こん
なアイデアは自分1人では全く浮かばないことで
あります。

やる、やらないは別にして、一度真剣に検討して
みようと思います。

またもや東京クルマ旅 その1

クルマの中で聴くCDを、たっぷりと用意して東京
へ向かいました。

クルマだと、新幹線や飛行機のように時間を気に
せずにすみます。

自分のペースでスタートできるので、血液型A型
(几帳面)の私にとっては、気持ちの上でとても
楽なのです。

スーツケース2つと、ジャケットを2着入れた衣
装ケースと、手で持つカバンが1つという、大掛
かりな荷物が運べるのもクルマならでは、なので
す。

4泊5日なので、靴だってスニーカーも含めて3
足も持っていくのです。
ついでに言うと本は20冊。

今回持っていったCDは、不動産、株、経済動向、
経営などで、これらのおかげでクルマの中が一挙
に勉強室に変わります。

ナビだと宝塚から東京までは6時間。
しかしながら私の場合は9時間もかかります。

運転する人間が2人の場合は、もう少し時間が短
縮できるのですが、1人だと途中「睡眠休憩」が
何回か入るからです。

横浜や東京に近づくと渋滞に巻き込まれることが
多くなります。

が、半自動運転の渋滞対策車に買い替えたので、
渋滞は全く気になりません。

何時までに東京につかなければいけないというプ
レッシャーもないし、ゆっくりCDを聴いていれば
いいだけです。

制限速度にスピードを1度設定してしまえば、運
転中、ほとんどアクセルに足を乗せることもあり
ません。

ゆっくり走ると、文字どおり景色が違って見えま
す。

東京近くに来た時、追い越し車線での3台の追突
事故現場を見かけましたが(そのため渋滞してい
ました)、いくら速く走っても事故を起こしてい
たのでは何にもなりません。

クルマでも、経営でも、人生でも、安全運転が結局
一番早く到着できる方法だと再認識しました。