コロナの間は、ビジネスにせよ、プライベートにせよ、交友がかなり制限されていました。
しかしながら私の場合は、普段からあまり人と接しない仕事をしているので、ビジネスでは通常とほとんど状況は変わりませんでした。
プライベートの方は、パーティーが全然なかったり、レストランの時間制限などで人との会食が難しかったりして、例年とはだいぶ勝手が違いました。
私はコロナのごく初期の頃に、本を読んでコロナの本質が分かっていたので、必要以上に恐れることは全くありませんでした。
企業や学校がパタパタと閉鎖しているときも、通常通り仕事をしていました。
「人が休んでいる時にシッカリ働いて儲けよう！（笑）」などと思っていたのですが、人の動きが止まると、やっぱり儲けようがありませんでした。
一方、勉強の方は目いっぱいすることができました。
勉強や読書を含めた知的作業がムチャクチャ忙しかったのです。
もし過剰なコロナ騒ぎがもう1年ほど続けば、新しい外国語を1言語マスターできるのではないかと思うくらいです。
昔、ある政治犯の人が、収監されるごとに外国語を1つずつマスターしていったとの話を思い浮かべました。
会社には「まさか」が10年に1度は来るのですが、今回のコロナは、その「まさか」が社会全体にやってきたわけです。
「まさか」に備えるためには、個人的には健康で免疫力を持った体を保持し、会社的には無借金で分厚いキャッシュ・ポジションで、しかも小さな固定費、低い損益分岐点にしておくことが極めて大切だということがよくわかりました。
