箱根への旅 その3

昨日とは打って変わった快晴でした。

 

箱根神社です。 神社独特のワクワク感があります。

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箱根神社の本殿です。

現地へ来て、箱根神社は昔から武人に崇拝されている神社だということがわかりました。

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ご祭神はニニギ命、コノハナサクヤ姫、ホホデミ命です。

 

ニニギ命は「アメニキシ・クニニキシ・アマツヒコヒコホのニニギのミコト」が正式名です(私はこの長いお名前を覚えるのに3年かかりました)。

 

ニニギ命は天照大神(アマテラスおおみかみ)の孫ですが、天照大神から三種の神器と稲の穂を授けられ、この地上界に降りてこられました(これを天孫降臨と呼びます)。

 

降りてきたときに絶世の美女がおり、それが木花咲耶姫コノハナサクヤひめ)。

 

ぜひ自分の妻にしたいと思い、その父親のオオヤマツミ命に結婚の承諾を得に行きました。

 

オオヤマツミ命は、コノハナサクヤヒメの姉のイワナガヒメも一緒にもらってやってほしいと言いました。

 

が、イワナガヒメはブサイクだったのでニニギ命はそれを断り、コノハナサクヤヒメだけと結婚しました。

 

ちなみにコノハナサクヤヒメは富士山の神さまでもあります。

 

ホホデミ命は、ニニギ命とコノハナサクヤヒメとの次男で、ホオリとも山幸彦とも呼ばれています。

 

この3柱の神々は、それぞれ独自の立派な神社に祀られており、ニニギ命は霧島神宮コノハナサクヤヒメは富士山本宮浅間大社ホホデミ命は鹿児島神宮です。

参拝の前に手を洗う場所を手水舎(ちょうずや)と言いますが、ここには九頭の龍がいました。

 

文字通り「九頭竜」です。 

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