ビートとの散歩

妻が旅行に出かけ、またもやビートとの男2人暮らしが
始まりました。
普段と違う点は、私が夜の散歩も連れていかなければ
いけないことです。

朝の散歩は、河川敷の決まったコースがあるのですが、
夜も同じコースだとビートが「ボクもうあきた」と
嫌がるのです。

そこで夜は街中を歩く、毎回違うコースに変更してみました。
足の向くまま気の向くままに、商店街や住宅地を歩いていく
のですが、これが新鮮で実に面白いのです。
ビートも明らかに喜んでいます。

この散歩が絶妙の「タウンウォッチング」になり、多くの
発見がありました。
私など不動産業を営んでいるわけだし、地域密着型のビジネスを
展開しているので、街の変化には敏感でなければいけません。

コインパーキングの集金に毎週出かけているのですが、やはり
同じコースばかりクルマで走ることになり、こういった細かい
タウンウォッチングは、長い間蔑ろ(ないがしろ)にしていた
嫌いがあります。

会社の損益分岐点を大幅に下げたので、商圏を会社からの
徒歩圏内に絞っても十分に食べて行けるメドがつきました。

ならば徹底的にそのエリアの観察をしていき、エリアを一番よく
知っている人間になりたいと思うのです。

良質な賃貸戸建ての供給という使命(仕事)が自分にはある
かもしれないという気も、ちょっとしています。
3年後の誕生日に焦点を定め「次の一手」はいったん保留にし、
実力とお金を貯めようかという気になってきました。

散歩中に色んなことを考えるわけで、これもまた「散歩効果」の
一つかもしれません。