岡山から出雲への旅 その2

土曜・日曜は会社が休みなのですが、朝起きてビートとの散歩をし、掃除を1時間行い、午前中にウェブレッスンを3つ受けます。
旅に出てホテルに宿泊すると、そういった「儀式」からは完全に解放されるはずなのですが、チェックアウトまでの時間があっという間に過ぎ去ってしまうことがよくあります。

今回の旅は、旅先で仕事が出来るように書類をいっぱい持ってきました。
従って小型のスーツケースが2つとなり、電車での移動だと持ち運びが困難もしくは不可能です。
こういう時にクルマ旅は実に便利なのです。

昨晩にご馳走をいっぱい食べたので、今日は朝ごはん抜きにしようと思ったのですが、やっぱりホテルの朝食バイキングに出かけてしまいました。
和朝食を食べると心身ともに満たされます。
海外などでマズい朝食に当たると、心まで傷つく経験をしたことがあります(どことは言いませんが、ロンドンです!)。
食事というのは肉体的なエネルギーを満たすだけでなく、精神的なエネルギーも補充しているのに違いありません。

岡山でのホテルはチェックアウトが12時で、目いっぱい部屋で仕事をしたのですが、思っていた数分の一しかできませんでした。
クルマで出発する前に、岡山のイオンを見学に行きました。
大きなショッピングモールで、日曜ということもあって人で賑(にぎ)わっていました。
リアルの小売店にとっては、ネット販売は競合相手です。
単にモノを売るだけでなく、そこへ行けば心も満たされる「場」である必要があることを、改めて感じました。

岡山から出雲へクルマで向かうわけですが、高速道路に乗る前に吉備津神社に立ち寄ることにしました。
吉備津神社は、桃太郎のモデルともいわれる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を古来よりお祭りしています。
吉備津彦は第7代孝霊天皇の息子さんで、中国地方に派遣され、統治された方です。

岡山から出雲への高速道路は、ずっと山の中を走っている印象がありました。
山がきれいだったし、時たまハッとするような美しい風景が出てきて、とても楽しいドライブでした。
米子道に入ってから、まわりに雪が積もっていたのでビックリしました。
冬は出雲へはクルマで行けませんね。