大阪のコインパーキング

大阪での勉強会やパーティーには車で行くことが多く、無論その時はノンアルコールです。
なぜ車かというと帰りが楽だから。
夜の高速道路を使うと、あっという間に家に帰れてしまうのです。
しかも飲んでいないので、頭も体もシャキッとしていて、よけいに楽。
ただし余程の御馳走の場合は別で、この時は車を家に置いて「しこたま」飲むことにしています。

つまり夜大阪へ出かける時は、いつも「クルマ」を取るか「アルコール」を取るかの判断に迫られるというわけです。
7~8人ぐらいの飲み会にノンアルコールで付き合っていると、まわりがだんだん酔ってきているのに、自分だけが素面(しらふ)で、時間がたつにつれ、自分がまわりから浮いてくる感じがします。
これもちょっとつらいところ。

先日、ある会の集まりで、夜大阪へ出かけることがありました。
この時はクルマを選択。
初天神の近くのコインパーキングに車を入れたのですが、この駐車場、何と15分300円だったのです。
即ち1時間1,200円!
関西では一番高い料金設定ではないでしょうか。

梅田の駅前の一等地でも1時間600円なのに、少し離れた場所で1,200円というのにはビックリしました。
わずか5台のコインパーキングなのですが、私が入れようとした時は、空いているのは1台のみ。
「ラッキー!」と思って入れた後、料金を見てビックリしたというわけです。
出る時は満車で、料金が高いのに稼働率も高いコインパーキングでありました。

2時間半ほどの宴会を終え、コインパーキングから出す時に支払った料金が3,300円。
宴会の会費が5,000円だったので、もう少し置けば、飲み食いのお金より高くなるところでした。
コインパーキングの料金設定は、それが便利な場所にあるかどうかというより、需給関係によって決まる(つまりライバルがまわりになければ、高い料金設定でも十分通用する)ということがよく分かった経験でもありました。