伊勢神宮参拝

昨日に引き続き、伊勢神宮です。
20年に一度、お社(やしろ)を始め、すべてを作り替える「式年遷宮(しきねんせんぐう)」が行われています。
ヨーロッパの大聖堂は、信仰のシンボルとして、永遠に存在することを目指して、上へ上へと建てられた感がします。
それに対し、日本で最高の神社である伊勢神宮は、素朴な木造で、しかも20年に一度建て替えられます。
しかもそれが1,300年間続けられてきていることに驚かされます。

「すべてを清らかにあらためることにより、国も人もともに若返る」という思想が根底にあるのかもしれません。
また20年に一度、御社殿や神宝類のすべてを作り替えることにより、その技術が連綿と受け継がれていくということもあるのかもしれません。
前回の式年遷宮の時は、私は40歳だったはずですが、全く気にも留めていませんでした。
今回は突如として目覚め、長い歴史の中で自分も式年遷宮に携わることができる喜びを感じています。

今回の神宮参拝は一泊二日だったのですが、お社により近づいて参拝できる「特別参拝」を、内宮で2回(初日と二日目)、外宮で1回させていただきました。
天照大神(あまてらすおおみかみ)がおられる内宮の時は2回とも、大変に緊張しました。
パワースポットとしても、これほどスゴイところは他にはそうそうないはずです。
それに比べ、外宮の時は比較的リラックスすることができました。
ご祭神の豊受大御神のご性格がそのまま波動としてあらわれているのでしょうか。