90年代バブル崩壊の後、日本は深い痛手を負い、閉塞感で締め付けられるような不況を体験してきました。
しかしこれは、大きな目で見れば(神の目で見れば)、不況によってアメリカの嫉妬を回避していたのです。
いわば時間稼ぎでもありました。
日本人の意識にはなかったのですが、日本は大飛躍への準備をしていたわけです。
バブル後の10年を「失われた10年」と呼ぶ人もいますが、実は「よくがんばった10年」であったのです。