「腹が減っては戦(いくさ)は出来ぬ」は本当です。
夜会社で仕事をしていても、おなかがすいてくると、働く気力が失せてきます。
頭を使うと、相当エネルギーが消費されます。
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瞑想でもしているのなら、食べなくてもいいのでしょうが、やっぱり仕事をするからには、おなかが減っていてはダメなのです。
お菓子を食べるという手もあるのですが、何か中途半端で、体重的にも食欲的にも健康的にも、あまりよくない気がします。
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試(こころ)みに、おにぎりを4つ買ってきて、夕食代わりに会社で食べました。
おにぎりだと片手で食べられるので、仕事を中断しなくてもすみます。
というか、ものすごく仕事が捗(はかど)るのです。
あまりに捗(はかど)り過ぎて、夜11時過ぎまで会社にいてしまいました。
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そして次の日はきっちり寝過ごしました。
仕事は長距離レースですから、マイペースを守らなくてはいけないのです。
ちょっと頑張って、あとはガタガタというのは感心できません。
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ときどき早朝の掃除に参加してくれる、同じビルのニッセイのHさんは、ときたま徹夜しているようです。
私は朝5時前に会社に出勤するのですが、その時に「ちょっと家へ帰ってシャワーを浴びてきます」などと、私と入れ替わりになったりします。
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Hさんは30歳代前半。
よく休日出勤もしています。
土・日は会社が休みなので、会社の行事に追われることなく、気持ちがゆったりしているのか、掃除に参加してくれる確率が高いようです。
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以前にある会で大村浩次さんと隣の席になり、いろいろとお話しましたが、唯一この人に勝てたのが「朝起きる時間」と「読書数」のみ。
あとは「ド完敗」でした。
でも2つだけでも勝ててよかった…
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人にはそれぞれの器というものがあるのです。
人の器と比べるのではなく、自分の器をしっかり磨いていくしか方法はないようです。