週刊住宅新聞という業界紙に、毎回『駅前不動産屋奮闘記』というコラムを書いています。
600字ほどの文章なのですが、もう10年以上も書き続けています。
200回分で1冊の本が出来ます。
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そこが私のツケ目ではないかと実は思っています。
文章の書ける実務家の不動産屋となると、日本中探しても、5人もいないのではないでしょうか。
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たぶん将来的には、モノ書きの方が、私自身の主流の仕事になっていくような気がしています。
そのためにも会社を安定した収益構造にしておかねばなりません。
でないと安心して文章書きに集中できない、ですよね。
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数学者なら20歳代がその人の能力のピークかもしれませんが、モノ書きはむしろ60歳代ぐらいの方が円熟味が出てきていいようです。
同じモノ書きでも、ビジネスの世界で打ち込んできた人となると、また少なくなるのではないかと思います。
そこもまたツケ目。
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「不動産のことが分っていて、経営で苦労してきたことがあり、そして文章が書ける」のが、私の持ち味なのかもしれません。
いずれにせよ、経営者としてはパッとせず、モノ書きとしてもイマイチというのが、今までの私。
しかしこのままでは終わらせない、ゾ。
今までのものは肥やしとして、これからパアッと花開かそうではないかと、虎視眈々と狙っている今日この頃であります。