ふたたび東京クルマ旅 その6(最終回)

東京クルマ旅の唯一のデメリットは、本が読めなくなることです。

今回も「念のため」20冊ほどの本を持参したのですが、結局1冊も読めませんでした。

「月200冊読破」のピンチでもあります。

今のように夜に3時間の読書時間を設けているだけでは、ちょっと達成しにくいかもしれません。

これからは地元で日常生活を送っている間は、110冊読んでいこうと思います。

思い切って週4日を「読書デー」(読書時間をさらに増やす日)にしようかと思っています。

どこかで割り切らないと、新しいステージには向かえないのです。

東京では(優秀な)人たちに会うようにしていますが、地元ではあまり人と会わないようにしています。

銀行や証券やその他セールスの人たちと会っていても、時間ばかりが空費され、何のメリットもないからです。

今は随分小さな会社になったので、社員教育や社内コミュニケーションにかける時間やコストもゼロです。

会議もなく、営業接待などへのコストや時間もゼロです。

社内資源を、最も得意とする分野だけに集中させようと思います。

逆に言えば、得意でない分野や、好きでない仕事へは、時間や手間をかけることを一切やめるということです。

一方「1日も休まない」というのが私の信条です(ある成功者からのパクリです)。

「読書デー」は決して「お休みデー」ではなく、当社にとっての「研究開発デー」でもあるのです。

 

 

 

ふたたび東京クルマ旅 その5

東京滞在中はいつも結構忙しいのですが、自由な時間もたくさん持てます。

行きたいところもいっぱいあるのですが、まとまった時間があると、体が睡眠を求めているようなのです。

なぜかというと、すぐに眠くなるからです。

そんな時はムリに外を歩き回るようなことをせず、ホテルに帰って寝るようにしています。

気持ち良くいくらでも眠ることができるのです。

たっぷり寝ると病気になりようがありません。

また東京にいる間は、いつも11食です。

夜に人と食事をすることが多く、ご馳走を食べているといった事情もあるのですが、体が勝手に11食に対応していて、朝食や昼食を食べなくても何ともありません。

東京へ出てきてコンサルタントと会ったりするとき、そのほとんどの人がスモールオフィスやシェアオフィスを活用していました。

1人、もしくはごく少数のスタッフで、自分が最も得意な分野に特化して仕事をしているのです。

働き方が段々と変化し、それにつれオフィスの形態も変化していっているようです。

古い小型のビルなど、もう需要自体がなくなっていくかもしれません。

いくら安くなってもビルには投資すべきではないということを、東京に出てきたおかげで理解することができました。

地方で小商いに成功した人が「東京のビルオーナー」になることに憧れたりすることがあります。

競馬の馬主になるのと同じような感覚かもしれません。

三菱地所が持つような立派なビルは兎も角、3流の地の築古の小型ビルなど、完全に時代に取り残されそうな気がします。

そんなことが東京へ出てくると、肌感覚で分かってくるのです。

 

 

ふたたび東京クルマ旅 その4

今回は「東京クルマ旅」食事編です。

1人でご馳走を食べるわけにはいかないので、必ず誰かと一緒です。

私にとっては、かなり有力な情報入手の手段でもあります。

今回お会いした中のお一人は、本来関西の人なのですが、私が東京に出てきたからこそ食事会が実現しました。

東京が持つパワーが引き寄せてくれたと言ってもいいかもしれません。

会食は「仕事が出来て性格もいい」人たちと話すのが一番で、下手なコンサルを受けるよりも、ずっと有効だという気がします。

東京で食事を一緒にできる仲間を開拓中であります。

*帝国ホテル東京「嘉門」

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*今日の食材f:id:deguchi:20181208222609j:plain

 

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ペニンシュラホテル東京「ヘイフンテラス」

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ふたたび東京クルマ旅 その3

東京2日目は、以前からアポイントを取っていた不動産コンサルタントに会うために赤坂へ。

ナビで調べると、日比谷のホテルから赤坂へは歩いて30分ほどで行けそうです。

時間も余裕があり、天気もよかったので、街の散歩がてら歩いていくことにしました。

今まで相談に行ったコンサルタントや税理士の人たちは、1人、もしくはごく少数でスモールオフィスを活用していることが多く、今回も例外ではありませんでした。

先方に着くと、名刺を忘れてきたことに気がつきました。

今まで40年ほどビジネス社会で働いていますが、名刺を忘れたのは初めてです。

逆に相手が名刺を忘れてきたというケースは何回かありましたが、みんな例外なく仕事ができない人たちだったので、自分もその中に入ったのかと思うとショックでした。

私が相談するのは、自分でも不動産投資をやっているというコンサルタントや税理士がほとんどです。

私よりも若い人が多いので、それほど資産を持っているわけではないことも多いのですが、謙虚に耳を傾けていると、必ず参考になることがあります。

あるいは案外、答は私自身が既に持っていて、相手の質問に触発されて、解答が顕在化するということも少なくありませんでした。

が、今回はコンサルタントが一方的にしゃべり、その内容も「通り一遍」のものだったので、ちょっとストレスが残りました。

有料無料は別として、今まで相談に乗ってもらったケースでは(その内容が)1021分けぐらいだったのですが、今回黒星が1つ増えたような気がしました。

ただ、赤坂の街はカッコよかったのです。

 

 

ふたたび東京クルマ旅 その2

旅に出ると視野が広がり、自分が成長することを感じます。

よく旅行に行く人の話は面白いことが多いのです(旅行の話題でなくても)。

私は旅行費用は消費ではなく、自分自身への投資だと思っています。

私の場合、唯一デメリットがあるとすれば、旅行中は読書量が極端に減ることです。

今回も(強迫観念的に)一応20冊ほど本を持ってきたのですが、果たして何冊読めるやら…。

来年からほぼ毎月東京に出ることを計画しています。

従って読書数の減少が考えられるのですが、それだけは避けたいと思っています。

なぜなら読書は私の知的生活のコアだからです。

というより人生そのもののコアであると言ってもいいかもしれません。

旅には出たい。

しかし読書数を減らしたくない。

ならば普段の生活の中での読書時間を増やさなければなりません。

そうすると、余計な用事や仕事をカットしていくしか方法はないわけです。

あまり大きな声では言えないのですが「週休4日」も密かに考えています。

具体的には水曜、金曜、土曜、日曜にしようと、これまた密かに考えています。

わずか月200冊の読書にもアップアップし、語学だって自分の願いのレベルからは遠く離れてしまっています。

このまま人生を終わるとしたら、大きな悔いが残ると思うのです。

仕事はそう嫌いな方ではないのですが、今は断然勉強の方に興味が湧いてきているのです。

東京のホテルでの花の装飾。

今月はクリスマスバージョンです。

       ↓

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ふたたび東京クルマ旅 その1

毎月、伊勢神宮にお参りに行っているのですが、今回は宝塚に帰らずに、そのまま東京へ向かう予定です。

東京は日本の最先端を走っている所なので、そこの空気を月1回吸ってくるというのは、今の私にとってはかなり意義があるように感じるからです。

こういう余裕ができるようになったのも、事業をコインパーキング1本に絞ったからだと思います。

毎月伊勢神宮で参拝しているのですが、その日の天候や、人の多寡などで、参拝の「深さ」が微妙に違ってきます。

やはり天気がよく、空気が澄み切っていると、気持ちのいい参拝ができることが多いですね。

「本当にいい参拝ができた」と思うことも多いのですが、そうでなくても、それはそれで感謝を持って帰ります。

今回のようにそのあと東京へ行くのではなく、伊勢だけの時でも、丸2日かけて参拝します。

「日帰りで十分ではないか」とか「毎月行かなくてもいいのではないか」などと思ったこともありました。

が、早朝の御垣内参拝こそが神宮参拝の真骨頂であることに気がついたのです。

また、知らず知らずのうちに身に着いたケガレを払ったり、心の歪みを正すためにも、月1回謙虚な気持ちで参拝させていただくのがいいという結論に達しました。

私は95歳までバリバリの現役で働くつもりなので、少なくともその間は月1回の参拝を欠かさないで行こうと思っています。

60歳のときに式年遷宮があり、神縁により参加することができました。

式年遷宮20年に1度なので、80歳、100歳と、もう2回参加するつもりです(120歳はさすがにムリかも)。

そういう意味でも、自動運転車の登場は有難い限りです。

 

厄払い

ある税理士の人が本に書いていたのですが、順風満帆に事業が進んでいる顧問先に「そろそろ災難がやってくる」ということが分かるのだそうです。

私も40年近く会社経営を行っていますが、不運や災難が定期的にやっていることを、身に染みて感じています。

が、伊勢神宮に参拝に行きだしてからは、そういった不具合の回数が随分減ったようにも思います。

先ほどの税理士は、自社にもそういった災難が来そうな気がしたとき、先手を打って引っ越しを行い、わざとお金を使い「厄払い」を行ったのだそうです。

企業が神社仏閣や地域に寄付したりするのも、そういった「厄除払い」の意味があるのかもしれません。

不運や災難は、知らず知らずのうちに自分が呼び込んでいることも少なくないように思います。

『波長同通の法則」というのがあり、ネガティブな考え方や感情を持っていると、ネガティブな現象が起こります。

ポジティブな人にはポジティブな人たちが集まり、ネガティブにはネガティブが寄ってくるというのは、ちょっとまわりを観察すれば、すぐに気がつくことでもあります。

お金を1人で抱え込み、退蔵してしまうのもよくないようです。

お金は世の中に動かしていかないと、空気と同じで澱(よど)んできます。

あるいは水と一緒で腐ってくるのです。

建物に風通しが必要なように、お金持ちや優良企業にも「金通し」が必要なのかもしれません。