生き方原則リスト

自分自身の「生き方原則リスト」を作っています。
例えば「有名になろうとするな!」というのがあ
ります。

若い頃は自己顕示欲が強く「頑張っている自分」
を認めてもらいたい気持ちもあって、ついつい
有名になろうとします。

「カリスマ経営コンサルタント」のように、自分が
有名になって、それが仕事に結びつくといった事情
がある場合は別ですが、ただテレビに出たいがため
に活動するのはどうかと思うのです。

医者や弁護士のような仕事であっても、芸能プロダ
クションに所属してテレビの仕事をこなしている人
たちがいますが、私はそういった人たちに仕事を頼
みたいとは思いません。

鉦(かね)や太鼓を鳴らしていれば人が集まってきて、
遠くの目標にたどり着けないのです。
静かに(しかも休まず)進んで行くべきなのです。

「生き方原則リスト」の中には「時間に余裕を!」
というのもあります。
そのためにも仕事や生活をシンプルにすべきなのです。

本当に大事なことのみに集中していかないと、いくら
時間があっても足らないからです。

人との待ち合わせでもギリギリに行ってはダメだと
いうことに最近になって気がつきました。
(むろん、遅刻は論外です)

仕事に追われていた若い頃は、そんなことには気が
つきませんでした。
「自分は人より忙しいのだ!」という傲慢な気持ちを
持っていたからです。

早く行って待っていると、もうそれだけで人から信用
されるのです。

約束の15分前に行くのは「3,000万円の価値」があると、
薄々感じていたのですが、先日、ユダヤの大富豪の話を
本で読んでいたら、その大富豪は30分前集合を若い時
から心がけてきたそうです。

15分前なら3,000万円ですが、どうやら30分前は3億円
の価値のようなのです。