株式投資 その2

日本の上場企業は3,500社ぐらいありますが、そのうち自分自身でチェックできるのは精々10銘柄ではないでしょうか。
そして実際に保有するのはもっと少なくなります。
株の専業投資家であれば別ですが、毎日の株の上がり下がりなど、実際見ている暇がないのです。
一つの銘柄を買ったり売ったりして利益を出すよりも、保有株式の入れ替えをやっていくべきだと考えるようになりました。

やはり株は「強い」銘柄を持たないと面白くないと思うのです。
その会社が持つ収益性や、人気度や、財務の安定性などを計り「以前に買っていたら、いつの間にか値上がりしていた」という株がいいと思うのです。
持っていてもどうもシックリこない株というのはあると思います。
要は相性が悪い株です。
そういう株を手放し、自分が見つけた「これはいい」という株と入れ替えるわけです。

「この会社は将来ゼッタイ伸びる!」という銘柄を見つけるのは株式投資の一番の醍醐味かもしれませんが、これもまた難しいのです。
「株が上がり始めたら買い、下がり始めたら売る」というのはキャピタルゲインを得るための基本のようですが、理屈では分かっていても、実際にチェックしきれるものではありません。

自分なりの株式投資のルールを決めたいと思うのです。
まずは気にかかる銘柄を20ぐらいピックアップする。
そこから10に絞る。
それらは「自分がファンの会社」や「世の中になくてはならない会社」や「今後伸びそうな会社」や、「有利子負債がゼロ」で「配当利回りが高い会社」です。
私の場合、お買い得の不動産が出たらスグに買わなければならないので、売りやすい1部上場会社を中心に買うといったルールもあります。

それらの会社の「新聞記事」や「販売される商品」や「株価」には常にアンテナを張っておくようにしたいと思います。
株を購入するおカネは「不労所得で得た余剰資金」で、一度買った株は銘柄の入れ替え以外では売らないと決めました。
株は買う時期よりも、売るタイミングに迷いが多いということを体験しています。
基本「売らない」のであれば迷う必要もなくなるわけです。

株を一度買ったならば、買ったことも忘れて、本業に打ち込んでいきたいと思っています。
私の仕事はコインパーキング。
株のことは忘れて、それに集中すればいいだけなのでストレスがありません。