フィットネスクラブへの入会 その1

フィットネスクラブに入会すると「ボディ・ドック」といって、最初に今の体の状態をチェックしてもらうようになっています。
長い間スポーツから遠ざかり、体のアチコチがサビ付いていることはある程度覚悟していましたが、思った以上にガタガタの数字が出てきました。

「体組織スコア」が76点、「食事力スコア」が66点、「姿勢スコア」にいたっては48点でした。
病院での血液検査の結果はすべて異常なしで、健康に関しては自信を持っていたのに、その自信がガラガラと崩れていきました。
特に「姿勢スコア」では「猫背」と判断されショックでした。
高校生の時から姿勢だけは気をつけていたからです。

この判定がどこまで正しいのか分かりませんが、謙虚に受け止め、今後は初心に戻って体づくりをしていこうと思います。
柔軟性の悪さや筋力の衰えは自覚しており、体改造の絶好の機会に違いありません。
大学まで柔道をやり、柔道三段だという自負がどこかにあり、一般の人がやるような運動をちょっと見下していたところがあります。
だけど考えてみたら柔道をやっていたのは、もう40年も昔のことなのです。

ひょっとしたら今回の体を見直す機会は、体の老化に対処するギリギリのチャンスだったかもしれません。
これを過ぎたら少々体をいじっても、元には戻らないような気がします。
今回のフィットネスクラブ入会へは、自分が意図しなかった流れがあります。

まずは伊勢神宮へ月参りに行き出したこと。
そのために黒紋付き羽織袴で「御垣内正式参拝」を行いたいと思ったこと。
そのために着物の着付け教室へ行き出したこと。
そこで先生から胸の筋肉をつけた方が、もっと着物が似合うようになると言われたこと。
そのためにはどうするか?
「そうだ、水泳を始めよう!」ということで、フィットネスクラブ入会にいたったわけです。

「男子三日見ざれば括目(かつもく)して見よ」という言葉がありますが、さすがに3日では無理ですが、1年後を楽しみにしたいと思っています。