福井への出張 その2

ある会社の株主総会に出席するため福井へ行った話の続きです。
株主総会のあと、懇親会がありました。
立食でサンドイッチぐらいの軽食かと思っていたら、なんと本格的な懐石料理でした。
私は普段は昼食を抜いているのですが、こういう場合は“たらふく”いただくことにしています。

気が利くことに、その会社の方たちが次々とビールを継いでくださり、懇親会場と宿泊先のホテルが同じであることを幸いに、快調に飲んでいきました。
おまけに福井のお酒がテーブルにズラリと並べられ、飲み放題。
これがまた美味しかったのであります。

株主総会に行った会社の経営者の人たちの考え方が、みんなポジティブであることにも勇気づけられました。
いま現在はそんなに良い経営環境や状態ではないのですが、前向きで確信を持った発言を聞いているうちに、本当にそうなっていくような気がしてきました。
トヨタだって倒産の危機があったぐらいなので、この会社も一時期の低迷を乗り越え、近い将来上場にまで持って行けるに違いありません。

この会社の人たちは、トップから末端の社員に至るまで、みんな人間がいいのです。
狡(こす)いところがありません。
だから安心して仕事を任せられるのです。
ここは当社もぜひ真似していきたいところなのです。

今回の出張は以前から行くことを決めていたのですが、家を出る直前まで「これだけ忙しいのに、本当に行くべきなのか?」と躊躇していました。
山のように仕事がたまっているからです。
もうすぐ私にとっても今年の最大の行事である「遷御の儀」があります。
それまで心身ともに良い状態をキープしておかなければならないし、体力も温存しておかなければなりません。

先日から東京での同窓会への参加や、福井での株主総会への出席など、ホイホイと予定を入れてきました。
ちょっと「躁」状態だったのかもしれません。
しかしながら両方とも行ってよかったと思いました。
遷御の儀」以降も仙台や札幌行きの予定が入っています。
これらからも必ず得るものがあると信じています。