ヘルシンキ一人旅 その3

ヘルシンキ2日目は、海外旅行の慣例となった大型書店めぐりへ。
多くの本はフィンランド語の本でしたが、英語の本もたくさん置いてありました。
いま本を買ってしまうと荷物になって観光の邪魔になるので、見て回るだけにしました。

ひと通り見たあと書店を出ようとしたら、驚いたことに、外はかなりの勢いの雨。
書店に入る時点では何の素振りも見せなかった空なのに、一転して大雨。
これは完全に想定外でした。

当然カサも何も持っていません。
私はかなりの確率で「晴れ男」なのですが、これも神様の何かしらのご意向だと思いました。
かくなる上は本腰入れて本を選ぼうと、もう一度書店の中へ。
「SELF HELP」(自己啓発)というコーナーがあり、ここで2冊ほど英語の本を買いました。

先日読んだ「ミリオネア・マインド」に触発され、こういった本をもっと読んでいこうと思いました。
考え方ひとつで、人生がガラリと変わってしまうことを理解したかたです。
「日本古代史」や「世界経済の動向」などのテーマにも強い関心があるのですが、「自己開発」の分野にも力を入れていこうと思っています。
私が人よりも多少すぐれている分野があるとすれば「多読」。
ならば、その方面の本をいっぱい読んでみようと思うのです。

ラッキーなことに、その書店と隣の百貨店は地下でつながっていました。
百貨店でカサを見つけ、ついでにお土産も買うことができ、それを持っていったんホテルに帰ることにしました。
「外は雨だし、ひと寝入りしようか」とベッドにもぐりこむと、そのまま熟睡。
こういう気楽なところが一人旅のいいところです。

昼寝から目が覚めると、今度は快晴!
そう来なくっちゃ。
2階建ての市内観光用「屋根なしバス」に乗り込み、街を一周。
真夏なのに、かなり寒かったのであります。
コートを着ていてもおかしくない寒さ。

ヘルシンキフィンランドの中でも、一番南の方に位置します。
ここより北にある街の、冬の寒さはどんなのだろうかと想像もできません。