管理業務の見直し

賃貸管理の足元を、もう一度シッカリと固め直そうと思います。
当社も当然ながらパソコンで使う「管理ソフト」を使っているのですが、そのソフトが持つ機能の半分も使いこなせていないように思います。
また駐車場管理にはそのソフトを応用しておらず、今後は徹底活用していきたいとも考えています。

管理ソフトを活用するためには、まずはデータのインプットの手間や時間が必要ですが、アウトソーシングできるものは、極力アウトソーシングしていきたいと思っています。
そういったところでお金をケチらないことが、結局「得」になるのではないかと思うのです。
少ないスタッフで業務を「ゆったり」とこなしていくには、ITの徹底活用やアウトソーシングが欠かせません。

ここでもう一度管理業務を見直したいと思っているのです。
長い間当たり前のようにやってきた「やり方」が本当にベストかどうか?
経理業務などでも、新しい「やり方」に変えようとすると、一番抵抗するのは従来からのベテラン担当者だというのは相場が決まっています。
「今のやり方を変えるのなら、まずは自分を首にしてからにしてほしい」などと言って経理部長がスネたりするわけです。

ちなみに当社は経理業務を税理士事務所にアウトソーシングしており、社内の小口現金や通帳のチェック以外のことは、すべてお任せしています。
「会社に経理担当が必要などというのは、ひょっとしたら思い込みに過ぎないのではないだろうか?」というのは、児玉尚彦さんの本を読んで気がついたことです。

私自身が経理や財務諸表のことが、ある程度分かっているので、思い切って本の通りに改革できたのだと思います。
会計に疎(うと)く、社長にとって経理部門がブラックボックス化している場合は、逆に、経理アウトソーシングするのは、不安でちょっと出来ないのではないでしょうか。

当社は賃貸の「客付け業務」はあまりやっておらず「管理側」に特化しています。
ならばその管理をもう一度イチから見直すべきだと痛感しています。
住宅管理と駐車場斡旋の業務は、今は別々のスタッフがやっていますが、スタッフの多能工化を図っていきたいとも考えています。

そのためにも先進的な管理会社にスタッフ共々訪問し、いろいろと教えを乞おうと思っています。
また今使っている「管理ソフト」の会社の担当者に来てもらって、アレコレと更なる活用の方法を模索したいと思うのです。
よりレベルの高い管理システムを築き上げる期限を、今年の年末までにしたいと思っています。