ブログ連載

ブログを書きだしたのは、2004年の12月から。
もうすぐ6年半ほどになります。
頻度的にはほとんど毎日。
特に今は747日間継続中で、2年間以上毎日書き続けていることになります。
それ以前もけっこう続けていたのですが、突然入院してしまい、病院での電波の具合が悪く、中断してしまった経過があります。

私にとってのブログは、読書と並ぶ知的活動の中核をなします。
ブログに書いたことを肉付けしたものが、業界新聞に連載中のコラムになったり、新しい著作になったりするのです。
ブログのネタが浮かんだ時は、すぐにメモをする癖がつきました。
メモはスーツのポケットに入れているだけでなく、洗面所や寝室や食堂など、ありとあらゆるところに置いています。

仕事で浮かんだアイデアなどもそうなのですが、すばらしい閃き(ひらめき)ほど、すぐに消えてしまうのです。
不思議なほど早く脳裏から消えてしまい(3秒ぐらいで消えることもあります)、あとには「何かすごいアイデアだった」という印象だけが残るのです。
この時の悔しさは、阪神タイガーズが6連敗した時ぐらいの後味の悪さに匹敵します。

ブログで何かのテーマについて書き出した時、乗って来ると3,4日分ぐらいの量が一挙に書ける時があります。
こういう時は充実感満タンで、実に気持ちがいいのです。
毎日書かなければいけないという束縛から解放されるのも有難く、試験明けの高校生のような気分です。

逆にどう考えてもネタが浮かばない時があります。
カノンとの朝の散歩中も考え続けているのですが、さっぱり浮かばない時はさすがに苦しいですね。
何を書くかが決まったならば、ほとんど90%以上書けたも同然。
その「何を書くか」が全然浮かばないのです。
苦しんでいると、内側から何か書きたくなる感じが出てくる時があり、こうなるとしめたもの。
逆に「いい感じ」になった時に一挙に書いてしまわないと、急速に「しぼんでしまう」経験も少なからずしています。