年千冊の読書力 その13

『今月の読破リスト』には85冊ぐらいを、毎月載せたいと思っています。
月に85冊だと、年に1,020冊となります。
今ブログに『年千冊の読書力』をシリーズで書いているところですが、一応「年千冊」の言葉を使う資格は確保できているのではないかと自負しています。

今年に入って、月に100冊の本を読破する経験を、生まれて初めて持ちました。
その時の感想は「月に100冊ぐらいは今後も読んでいけるかもしれない」というものでした。
月に85冊を100冊に増やす…つまり今より読書量を増やそうと思えば、時間の一層の確保か速読スピードを速めるかのどちらかしか方法はありません。

私は本を夕方から夜にかけて読むことが多いので、夜に予定が入ってくると、その日の読書数はゼロになってしまいます
従ってまずは「つまらない」夜の予定を極力排除しなければなりません。
あまりお付き合いをしなくなると「自分の社交範囲が徐々に狭くなってしまうのでは」といった一種の強迫観念が、自分の中で強くなります。
その辺のバランスがまことに難しいわけであります。

夜読めなければ、朝読めばいいではないかという話もありますが、実際それは実に正しい考え方であります。
ただし私の場合は、朝3時には起きるのですが、読書ではなく仕事や勉強をしています。
読書はやや受け身的な知的作業ですが、仕事や勉強の場合はもう少し積極的な作業になります。
早い話が「本を読む」と「本を書く」とでは、消費するエネルギーが10倍は違ってくると思います。