ドイツ3日目

今回の旅は出たとこ勝負「足の向くまま、気の向くまま」の鉄道の旅にするつもりだったのですが、やはり事前の計画・準備がとても大切であることを痛感しました。
計画なしでやろうとすると時間のムダが大きすぎるのです。
まずはキチンと計画を立て、そこからの応用はいいのですが、全く無計画だといい旅にはなりません。

ホテルからフランクフルト中央駅までは歩いて10分ほどなのですが、何をどう間違ったのか全く反対の方向へ行ってしまいました。
いつまでたっても駅が出てこないので焦ったのですが、どうも頭の磁石が少々狂っているようです。
降り立ったケルンでもボンでも、いざ帰ろうとして駅の方向が分からなくなり、今日1日で3回も道に迷ったしだいです。

今日は土曜日だったせいか、ケルンでもボンでも街は人波であふれていました。
日本でもこんな人並みのところを歩くことはめったになく、一言で言うと「ヘトヘト」。
食べるところはどこもいっぱいで、おなかがすいたのもヘトヘトの原因。
ヨーロッパのレストランは、注文を取りに来ることも料理も遅いので、だいたいが苦手なのに、こんなに人が多いと気後れしてしまいます。
何につけても日本はいいところだと改めて思いました。

こうしていろんな街を歩くと「当たり」と「はずれ」があるのです。
あくまでも私個人にとってなのですが、ボンやケルンは「はずれ」でした。
街を歩いていても虚しさを感じてしまいました。
海外旅行にまで来て鬱(うつ)になってはいけないのです。
しかしながら前回の旅行でもブレーメンの「はずれ」のあと、リューベックの「大当たり」がありました。
いま現地時間で朝の4時。
さて今日は起死回生、一発逆転の旅となるのかどうか?