サンフランシスコ 3日目

サンフランシスコ訪問は3回目だと思うのですが、今までケーブルカーに乗ったことがありません。
今回は「何が何でもケーブルカーを!」ということで、遂に乗ることが出来ました。

乗ってみると期待通りの楽しさ。
遊園地の電車に乗っているようで、それが急坂をぐいぐい登っていく。
登りきったら丘を超え、今度は海に向かって降りてゆく。
このケーブルがサンフランシスコにとって、どれだけ大きな観光資源であることか。
ケーブルカーがなくなれば、観光地としての値打ちは、たぶん3割ぐらい減少するのではないでしょうか。

道路に面した座席に座り、街を見ながらの「ユックリズム」はたまりません。
街を見る高さも絶妙で、自動車では決して味わえないワクワク感。
宝塚の街にもケーブルカーはいかが?
さしずめ宝塚駅から清荒神きよしこうじん)の山門近くへ行き、そこから山伝いに中山寺へ。
うん、なかなかいいコースではないですか。
清荒神から中山寺へは、すばらしい眺望のコースになりそうです。
ちなみに私は馬車のコースも考えています。
ちなみにそのコースは、宝塚駅から花の道を通って宝塚大橋へ。
そこから旧の温泉街を通り蓬莱橋(S字橋)を渡って元の場所に。
この一周なら時間的にも、雰囲気的にもバッチリじゃないでしょうか。

話が飛びました。
ケーブルカーで「フィッシャーマンズ・ワーフ」まで快適な“旅”をした後、船でアルカトラズ島へ。
日本で言えば網走のようなところ。
極悪犯が収容されていた刑務所です。
ずらりと並んだ鉄格子は、あまり気持ちのいいものではありませんでした。
どんよりとして、しとしと雨が降っている外の天気も、よけいに気持ちを沈ませてくれます。
こんな島は早く脱出だ!

シーフードとワインで、ノリにノッた昨日と同じレストランへ行くことに。
4人で食事をしたのですが、あまりの気分の良さに、アルコールをほとんど飲んだことのないMさんがワインを“ぐいぐい”「ああ、おいしい」。
で、「ワイン・デビュー」。
今まで牡蠣(カキ)を食べられなかったA子さんが、一人前をペロリ。
で、「カキ・デビュー」。
今までちょっと愛想の悪かったC子さんが、けらけら笑い、「愛想デビュー」。
みんな今日から変身です。

行きの飛行機で本を4冊読んだほかは、旅行中まったく読めていません。
一人旅とは違い、仲間がいるとやることがいっぱいあり、本を読む時間がなくなるのかもしれません。
日本に戻ってから、また勤勉な生活をすることといたします。