私が30歳ぐらいのときに出会った『ドイツ参謀本部』は、物凄く面白い本でした(なぜか同じ内容の本がいろんな出版社から出ています)。
哲学(クラウゼヴィッツ戦争論)の方が技術よりも大切だということも知ったし、プロシアの勃興の秘密や過程もよく分かりました。
これは名著です。
これを書いていて今気がついたのですが、私がドイツ語を勉強し出したり、ドイツ・オストリアを中心としたヨーロッパに興味を持ち訪問したりしているのは、実はこの本がキッカケだったのですね。
実(げ)に本の力は恐ろしい。