2006-10-09から1日間の記事一覧

先日20年間掃除をしたことがなかった物置を整理・整頓・清掃してみて「この汚いドロドロ状態が災難を呼んでいた」ことがハッキリと実感できました。 「人生は苦難の連続で自分を鍛えていくもの」という考え方もあるのでしょうが、神様から与えられたこのあり…

貧乏神の臭(にお)いって、わかりますか? 私にはわかります。 ありがたいことに掃除によって、この臭いを消し去ることは可能です。

もう一つは、できるだけイヤなことが来ないように、事前に十分対処しておく。 「整理・整頓・清掃・清潔は災難から身を守る」の登場です。 これさえ普段から気をつけていれば、まずは大丈夫。 安全運転していれば、事故に遭いにくいのと同じです。

ならば、イヤなことに出会ったときは、できるだけ小さく受け止める。 そしてイヤなことは考えない。 考えたって仕方がないことが多いじゃないですか。 イヤなことは自分の心から掃き出し、神様にお任せしてしまえばいいのです。

仏教では「怨憎会苦(おんぞうえく)」と言って、嫌な人との出会いは避けられないと教えています。 ちなみに愛する人との別れは「愛別離苦(あいべつりく)」、これも悲しい。 怨憎会苦の中には、嫌な出来事との出会いも含まれているかもしれません。

もしそうなってしまってからなら「あっ、またつまらないことを考えている」と鍵山流。 鍵山秀三郎先生のような偉大な方でも、騙された相手のことを考えると夜も眠れないことが多かったそうです。 しかしこの方法に気がついてからは、しだいに自分の気持ちを…

いやなことへの対処法は「イヤなことを考えない」に尽きると思います。 イヤなことを思い浮かべても“ろく”なことはないのです。 怒りと妄想で、心の中が地獄色に染まるだけ。

下り坂への対応策は、案外「じっと我慢する」しかないのかもしれません。 嵐が過ぎるのを、身を潜(ひそ)めて静かに待つ。 どんなに苦しいことでも半年は続かないと思うのです。 半年たてば勝手に事態が変化する。 時間が自然に解決してくれるということも…

少なくとも私自身は、上り坂の時も下り坂の時も、やっている努力は一緒です。 常に最高に近い努力をしているので、それ以上は無理だということもあります。 急に生活を一変させるのも相当むずかしい。 下り坂だからといって、焦って下手な手を打ったりすれば…

売上が思うように全然上がらない場合などは、下り坂の典型です。 下り坂の時に、より以上の努力をすればいいかといえば、そうでもないのですね、これが。 努力を怠ったから下り坂になってしまったのかといえば、これもそうでもないのです。

イヤなことは心の中から掃き出してしまう

人生は上り坂、下り坂、イヤなことにもよく出会います。 上り坂はともかくとして、下り坂、イヤなことには、どう対処するか?