2006-06-29から1日間の記事一覧

優秀な家内企業を目指す

「やること」と「やらないこと」をはっきりさせ、やる事業についてもできるだけシンプルにする。 ITとアウトソーシングを活用し、人を増やさない。 損益分岐点を下げる努力を継続する(トヨタを見よ!)。 当社が目指す方向は「極めて優秀な家内企業」。 そ…

その他の新商品・新システム

コインパーキングを静かに拡張していく。 原則として、土地借上げではなく、自社所有で行う。 きれいさ、入れやすさ、明るさに留意し、自社で管理する。 逆に自社で管理できない場所は、コインパーキングをやらない。

分譲・リフォーム・建築・コンサル

これらの事業は行なわない。

駐車場運営

管理駐車場は増やす方向で行く。 圧倒的ナンバーワンを維持する。 集金システム、事務処理システムなどの進化を常に工夫する。

賃貸オーナー業

新規に自社賃貸マンションやテナントビルの建築は考えない。 (リスクが長期にわたる) 仮に自社所有賃貸物件を購入するとしても、店近マンションのみをその対象とする。

賃貸管理

ハイツ系の管理物件数は今後は伸びない。 店近マンションの受託に徹し、分譲貸の管理戸数を増やす。 事務処理に関わる手間を減らす努力をする。 その手段はIT化とアウトソーシング。

賃貸仲介

ハイツ系は客付け側ではなく、物件側にまわる。 店近(みせちか)マンションの受託に徹する。 また店近マンションについては、極力自社で客付けする。

売買仲介

単純仲介はだんだんと難しくなる。 近い将来、徐々に買取り仲介へ向けて、軸足を移していく必要がある。 あるいは買取業者、建売業者への販売ルートを確保していく必要がある。

それぞれに当社がどう関わっていくかの、方向と戦略を考えてみたいと思います。

不動産業界と一口で言っても、いくつかの業態に分類されます。

①売買仲介業 ②賃貸仲介業 ③賃貸管理業 ④賃貸オーナー業 ⑤駐車場運営業 ⑥分譲業 ⑦リフォーム・建築業 ⑧コンサルタント業 ⑨その他の新商品・新システム

買取り仲介で一番のポイントは、「目利き」と「資金繰り」です。 ここを外すと、倒産の2字が顔を覗(のぞ)かせます。 しかし商人であるからには、自分の才覚で、自分がリスクを負って、そして知恵を絞り、最大の付加価値を付けて不動産を世に送り出す。 こ…

では受託のほうは安泰かと言えば、不動産オークションなるものが主流になると、こちらも相当危ない。 買い取り仲介か、売主と相当信頼関係のある専任媒介でなければ、物件自体が逃げていくことが考えられます。 買い取って、付加価値を付けて、再販する。 売…

インターネットは、既存のB2Bのシステムを破壊する力を持っています。 たとえばレインズのような、業者から業者への情報システムは、エンドユーザーへの開放、即ちエンドユーザーが直接利用できるようになるのに、そんなに時間はかからないはずです。 したが…

IT化で大変化

IT化の波が予想以上の速度と大きさでやって来ることは間違いありません。 (現にやって来ています) ITと不動産業界は、案外相性がいいような気がします。 特にいいのが、マンスリーマンションや収益物件(投資物件)。 新築マンションもバッチリかもしれま…

私は今まで30年ほど不動産業界で働いていますが、管理業が一番進化が激しかったように思います。 全国賃貸管理ビジネス協会や日本賃貸管理協会などが知恵を出し合って、どんどん管理業務に新風を吹き込ませています。 15年前の管理業と今の管理業とでは、す…

意外に気づかれない淘汰部門が、賃貸管理業。 個人管理業者の廃業や、中小不動産会社の管理業務からの撤退。 また今後は大手同士の統合なども考えらます。 管理会社が銀行のように、どんどん合併、集約されることも考えられます。 管理物件を他社に譲る場合…

まず考えられるのは、不動産業界の淘汰。

二極化と言い換えてもいいかもしれません。 賃貸仲介の世界では、大手仲介専門会社(もしくはフランチャイズチェーン)に客付け業務が集中しだしています。 また売買仲介においても、客付け、受託ともに、大手不動産会社への寡占化の傾向があります。

独自のビジネスモデル

一世塾の次の課題が『当社の業界はどうなっていくのか?そしてその対策』です。 ブログを活用して考えてみます。