2006-06-18から1日間の記事一覧

この本を読んで、自分の殻が破れたような気がしました。 萬代房子さんを見習って、小さな我執を捨て去り、もっと大きなものに奉仕できる自分でありたいと、心底思ったしだいです。 そしてまた今、心がホカホカしています。

萬代房子さんは、自分というものを捨て去って、障害者のための施設を作ってこられました。 まわりを感動させる「無私の力」というものがあるのですね。 私もその無私の力に引っ張られて、お手伝いした一人でもあります。 (私のお手伝いは、ほんのちょっぴり…

尊敬する寺浦實さんのお名前も出てきました。 寺浦實さんが希望の家の後援会長だった時、私はそのもとで、会報誌『きぼう』の編集長をしていたことがあります。 ほかにも知っている人の名前がたくさん出てきたのですが、その人たちを見直しましたね。

同じ宝塚市なので、私も名前を知っている人が、この本の中に何人も出てくるので、よけいに興味深く読めました。 池田政三という人は、私自身は会ったことがない方なのですが、希望の家の後援会会長として、相当萬代房子さんを支えて来られたようです。 つい…

萬代房子さんは、苦労して苦労して、障害者が自分たちだけで生活できる施設を作ってこられました。 自らも結核の手術で、あばら骨が7本ありません。 行き場のない障害者を、即引き取り、「希望の家」で一緒に生活するわけです。 8年間ほどは、一つのラーメン…

その帰り、何だか体がホカホカし、聞けば一緒に行ったほかの人たちもホカホカしているとのこと。 あれはゼッタイ「萬代菩薩」のオーラの力だったに違いありません。

『希望ともる家』(東潔・アートヴィレッジ・1,500円)

障害者福祉の「希望の家」を創られた萬代房子さんの物語です。 私も何人かと一緒に、萬代房子さんにお会いしたことがあります。 その時はそんなにスゴイ人だとは知らなかったので、そこに置いてあった写真集などをペラペラとめくりながら、いい加減な話の聞…