2005-06-24から1日間の記事一覧

野村證券 社員1万人 松井証券 社員150人 野村の3倍の売上 自分の土俵に入ってきたら、どんな証券会社でもコテンパタンにやつける コスト構造が全然違うから可能 松井証券・・・経常利益230億円(社員150人) 社員に⇒「頑張らないでいい方法を、頑張って考え…

無数の「個」がインターネットで力を持ち始める 業者中心から消費者中心へ 顧客間ですさまじい情報交換

天動説はやめて地動説へ 天動説・・・自分がいて、宇宙がある 地動説・・・商人が「この指とまれ」を出し、消費者がそれを選ぶ 今日この指に止まっても、次の日には別の指に止まる可能性あり 消費者にとってのNO.1しか選ばない(業界何位なんて関係ない) ど…

今はものすごく時代が変わっている 最大のコストは時代とのギャップ 時代とのギャップを意識しない経営は成り立たない 社長の決断⇒いくら考えても分からないことを決断する 「思い込み」と「開き直り」しかない 間違えた時⇒シグナルはいろんな所に出てくる

自分は社員を一人も切っていない⇒社員から愛想をつかされただけ 外交セールスをやめる⇒18年間で最大の決断 支店も廃止 コールセンターを作る⇒セールスは一切しない 今は、コールセンターをインターネットに変えただけ

実業・・・顧客が認めるコストで成り立っている業 虚業・・・顧客が認められないコストで成り立っている業 例:迷惑なセールス電話をかけるコストで成り立っている⇒虚業 何年もかかって外交セールスをやめた 社内の反発・・・顧客を開拓する苦労を知っている…

松井証券に入った頃はバブル 野村證券は4年にわたり、毎年5千億円の利益を出す 1990年に暴落⇒坂道を転げるがごとく悪化 外交セールスを捨てる決断

得るもの⇒未来のもの・・・本当に得られるかどうか分からない 計算できるものを捨て、計算できないものを得ようとする 2−1=3 2+1=1 振り返ってみて、捨てる決断は正しかった

今までやった正しい決断に共通するもの⇒引き算の決断 今までやった間違っていた決断に共通するもの⇒足し算の決断 捨てるという決断⇒過去に築き上げたものを捨てさる・・・痛みを伴う

18年前、日本郵船から松井証券に 当時 社員数150名、取扱高 1,000億円 今 社員数150名、取扱高30兆円⇒18年間で300倍 「自由化」+「インターネット」 のおかげ 手数料は10分の1になった (最初2分の1か、3分の1になると予想していた)

松井証券社長の講演

松井証券社長・松井道夫さんの講演を聞きました。 まさに時代とぴったり合った革命児という感じがしました。 講演でのメモを書いてみます。 * 52歳、リタイヤしたい⇒時代が早すぎて、どこかでミスるかもしれないから 成功体験を引きずって失敗することが多い…