満足度抜群のレストラン

大阪のイタリアレストランに行きました。
雰囲気のいいお店で、カップルも多かったのですが、驚いたことに女性客は美人ばっかり。
ドレスコード」ならぬ「美貌コード」もあるのではないかと思ったぐらいでした。
料理もさることながら、その料理に合ったおススメのワインが一緒に出てきて、これには感激しました(むろん、別途料金はかかるのですが)。

あまりたくさんは飲めないので、一種類につき、ほんのチョッピリずついただくことにしました。
が、計12本ものワインを飲むことができ、実に楽しかったのです。
こういう楽しみ方もあるのだと、これまた勉強になったという次第です。

料理に相性のいいワインを合わせ、料理とワインの両方の魅力をさらに引き上げることを「マリアージュ」と言います。
マリアージュとは結婚という意味で、これはフランス語を習い始めてから知った言葉です(フランス語を始めて本当によかった!)。

十分に食事とワインを楽しんだのですが、あっという間の3時間でした。
夜に出かけなければ「語学のウェブレッスン+読書6冊分」が自宅でできるのですが、今回は自宅での「充実の時間」を超えた会食となり、大変満足なのです。

今回行ったお店は横浜が本店で、東京に4店舗あり、そして大阪の1店舗が加わるのですが、オーナーシェフがいるわけでもないのに、どうしてこんなにいいサービスと美味しい料理が可能なのかが不思議です。
その経営哲学やマネジメントの神髄をぜひとも知りたいものです。

もし私が若い頃にこういったお店を訪れていたら、どう振る舞ったらいいのか分からずに、きっとビビッていたと思います。
年齢を重ねると周りがみんな自分よりも年下になるので、堂々としていられるのは正(まさ)に「年の功」。
年いくのも悪くないのです。
ただし「元気で老いる」ことが大事です。

パリの一流ホテルの、ミシュランの星のついたレストランで食事をしたことも、自信につながっています。
次回、フランスへ行く時は、評判のいいレストランをいくつか予約して行きたいと思っています。
私の海外旅行は「本を読むために旅に出る」というのが専(もっぱ)らのテーマなのですが、「美味しい料理を食べるために旅に出る」というのがあってもいいかもしれません。

仮に来年、もう一度フランスに行くことがあるなら、フランス語はもっと上達しているはずだし、多分面白さも倍になるのではないかと期待しています。