自由自在の人生

ビートとの男2人の生活も徐々に慣れ出したのですが、前から予定していたマニラ旅行に出かけるため、ビートをいったん宿泊施設に預けました。
再び引き取りに行った時、大興奮で私を迎えてくれました。
こちらまでうれしくなってしまいます。

これほど私との再会を喜んでくれるのは、ビート以外に恐らく人間界にはいないように思います。
改めて自分の徳のなさを反省する次第であります。

マニラで出会った人たち(日本人)から大きな影響を受けました。
その主なるものが「もっと自由に生きよう!」であります。
経済的な制約からも自由になり、社会的な拘束からも自由になり、時間的な束縛からも自由になろうというものです。

経済的な制約を打ち破るには、やはり経済力をつけるしか方法はありません。
本業でも不労所得でも、知恵を絞って少しでも収益が上がるように工夫していきたいと思います。
やっぱり儲からないと面白くないのです。
同時に「明るい」コストダウンにも知恵を絞り、経費を減らしていこうと思っています。
むろんムダ遣いもストップします。

社会的な拘束からも自由になろうと思います。
必要以上に人とつながらなくてもいいのではないかと思うようになりました。
冠婚葬祭のお付き合いも程々(ほどほど)にしないと、本当に大切な自分の時間がドンドン削られていきます。

自分がサラリーマンでなくて本当によかったと思うのです。
派閥や上司や部下との人間関係に頭を悩ますことは、今の私には皆無です。
お得意先企業へのゴマすりも必要ないし、親会社などへの配慮もしなくていいのです。
だから自由自在。

時間的な束縛は今なお残っています。
けっこう雑用に時間を取られているのです。
ここが今の私の一番のネックと言えるかもしれません。
知恵を絞って時間をカットしたいと思うし、もしお金で時間が買えるなら、そうすべきだと思うのです。

ビートとの2人だけの生活をしだしてから気づくことも多くありました。
自宅の掃除の時間を減らすために、折り畳みベッドをネットで購入しました。
フトンの上げ下ろしは、かなり時間と手間がかかるのです。
食器洗いに思った以上に時間が取られることを知り、使い捨ての食器もネットで注文しました。
多分この2つの工夫で1日30分時間が浮くはずです。