ロンドンへの旅 その9

まともな観光をほとんどしていないのに、よくこれだけ紀行文が書けるなと、自分でも感心しています。
一人旅の海外旅行は外国への旅というより「自分の内面への旅」と言った方が適しているかもしれません。
今回も様々な気付きがありました。

今回嬉しかったのは、自分の英語力がかなり上達しているのが分かったことです。
英語の聞き取りでも、今までは半分ぐらいしか分からなかったものが、今回は5分の4ぐらい理解できているような気がします。
気持ちがパニックにさえならなければ、自分が言いたいことはシッカリ言えるようにもなりました。

完全にウェブレッスンのおかげです。
これだけ成果があると、ますます頑張ろうという気になるものです。
今回の旅の語学へのモチベーションアップへの寄与は、かなり大きいものがあります。
週の内、英語を2クラス、独語を2クラス取っているのですが、ドイツ語も同じように実力がアップしているのかどうかを、来年あたりドイツへ行って確かめたいと思います。

少し話が外れるのですが、イギリスのタクシーはいいですね。
後部座席の空間がたっぷりあって、ドライバーとは透明パネルで隔たれ、変に気を使うこともなく、気持ちがリラックスします。
ぼったくられる心配がないのもリラックスの理由の一つです。
ただ難を言えばクレジットカードが使える車が少ないことと、運賃が日本よりも高いことでしょうか(円安の影響もあります)。

今回の旅で今のところ、美味しいご馳走を食べたのは機内食ぐらいではなかったかと思います。
1日1食だったこともあるし、24時間何も食べていないこともありました。
その中で食べたタコ焼きは、多分味は普通だったのですが、わたし的には絶品でありました。

タコ焼きを食べながら、ホテルの部屋の冷蔵庫のビールを全部飲み干してしまいました。
日本へ帰ってからもチャンスがあればタコ焼きを食べたいと思います。
今までは、死ぬ前に食べるものは鰻(うなぎ)と決めていたのですが、ひょっとしたらそれをタコ焼きに変えるかもしれません。

ANAの飛行機にはまた乗りたいと思います。
飛行機の座席の配置や、サービスが抜群だからです。
日本のサービス業の好感度ナンバーワンが「東京ディズニーランド」、ナンバー2が「ANA」、そしてナンバー3が「MKタクシー」なのだそうです。
このランキングには100%納得できます。
今回の旅は空港までがMKタクシー、そして飛行機はANAと、言ってみれば私は(世界)最高のサービスを受けたわけです