ディナーショー

ディナーショーのチケットを2枚、ある法人からいただきました。
値段を見たら1枚19,000円もします。
行かずにパスすると勿体ないので、家内と2人で行くことにしました。

読書時間を確保するために、コンサートは「タブー」の一つに入っているのですが、休みの日でもあったので行くことに。
このディナーショーは隣町のホテルで毎年行われ、今年は往年の女性歌手のショーです。

女性歌手は50代後半。
1曲だけ大ヒットを飛ばし、その歌は芸能界オンチの私でも知っています。
平日の夜、一流半ぐらいの会場で、17:30からと20:00からの2回も同じショーが執り行われるのですが、こういうのを専門に企画する会社があるに違いありません。

その女性歌手は元々際立った美人というわけではないので、50代後半の今は普通にそこらにいるオバさんといった感じでした(悪意を持って悪口を言うつもりは全くなく、事実もしくは感想を述べているだけです)。
歌はもちろん下手ではないのですが、その程度の歌唱力なら、カラオケが上手い素人の中にもゴロゴロ転がっているのではないかと思えるレベルです。

会場は丸テーブル形式で、250人ぐらいが一斉に食事をするので、給仕をする体制もシッカリ取られていました。
料理は普通に美味しかったです。
聴衆は「仕事帰り」といた感じの人が多かったように思います。
夏なのでネクタイをしている人はほとんどおらず、さすがにツッカケを履いているような人は皆無でしたが、全体的に印象は「大衆的」でした。

同じディナーショーでも、やはり一流の会場での一流のアーチストのものに行った方が、得るものはずっと多いように思います。
それにしても芸能人というのは、一発当てると結構長期間食べていけるものだと感心しました。
地方まわりだと、昔に活躍した芸能人でも、それなりの需要があるのかもしれません。

基本的にはショーを見に行くよりも、家で本を読んでいる方がずっと充実していそうな気がしました。
従って来年のショーが仮に「AKB48」であろうとも「横山ホットブラザーズ」であろうとも、家での読書を選択するような気がいたしております。