捨てれば浮かぶ

「整理・整頓・清掃」の本が出れば、買って読むようにしています。
女性の著者が多いのですが、読んでいて非常に面白い本もあれば、やはりそうでもない本もあります。
近藤麻理恵さんは、服を「とくめくか、ときめかないか」で選別する方法を教えています。
私も試したのですが、これはかなり効果的な方法でありました。

「断捨離」の「やましたひでこ」さんの本もほとんど読みました。
単にテクニックだけでなく、断捨離は生き方そのものに迫る人生哲学かもしれないと思います。
「ごんおばちゃま」の本も中々面白く、すべて読みました。

私は20年以上鍵山流掃除を行ってきたのですが、「整理・整頓・清掃」の前に「モノを捨てる」という行為がどうしても必要だと感じています。
まずモノを捨てないと整理整頓が上手くいかないし、掃除だって“とても”やりにくいのです。

「捨てる」に心理的抵抗を感じることも多いかもしれませんが「幸せ繁栄人生」にとっては不可欠ではないかと思うのです。
損切り」が株式投資成功のコツであるのと同じように、「捨てる」は人生成功のためのコツではないかとさえ思っているほどです。
実際に「モノを捨てる」作業をすると、運気が上昇するのが分かるのです。

モノを捨てる際の「敵」は「もったいない」と「まだ使えるかもしれない」。
しかしモノを捨てるのは自分の将来のためでもあるのです。
前向き人生を歩むためには、過去を捨てていかねばなりません。
例え成功体験であろうとも、それに固執していては「輝く将来」の足かせになるリスクがあります。

今「一日一捨て(いちにち・いちすて)」を実行中です。
「整理・整頓・清掃」には相当力を入れてきたのですが、それでも3年以上全く使わなかったのに、大事に引き出しにしまっているモノがあったりするのです。
モノを捨てると、どんどん気持ちも体も軽くなっていきます。

モノを捨て、新しいものを買う場合もあるのですが、良いものを少数購入するようにしています。
良いものは大事にするし、良いものを身のまわりに置くと、モチベーションが上がるのです。
もうそれだけで「輝く将来」が近づいてくるというわけです。