やる気の継続

人生成功の鍵は案外簡単なものではないかと思うのです。
しかしながら成功するのに「勤勉」はまず外(はず)せません。
「勤勉なくして成功なし」は基本中の基本で、倦まずたゆまずの努力さえしておれば、9割以上の確率で人生に勝利することは間違いがありません。

才能というのもかなり重要な要素ですが、その仕事が好きだという時点で、もう既にそのことに才能があるのと同じだと思うのです。
だから才能よりも、継続へのモチベーションの方がずっと大切なのではないでしょうか。
ならば、いかにして「やる気」をキープするかに焦点を当てるのが、一番手っ取り早いということになります。

結果ばかり気にしているから苦しいのかもしれません。
過程こそ大事だと思うのです。
その過程を楽しんでしまえば、何も問題がなくなってしまうような気がするのです。
仕事を趣味にしてしまえばいいのです。
そもそも趣味は楽しいからやるわけであって、苦痛に満ち、何らかの結果を出さないと意味がないなんてことになれば、続くわけがありません。

私は長い間「街の不動産屋」をやっていますが、英語が必要だった経験は一度もありません。
英語なんてやらなくても生きていけるのです。
しかし今はけっこう英語の勉強に時間を割いています。
なぜかと言えば、楽しいからです。
ましてやドイツ語になると、仕事的な役立ち度はゼロです。
しかしかなり本気モードで勉強しています。
心底楽しいからです。
人間はいくつからでも外国語が上達するものだということを証明したい気持ちもあります。

もし成功すれば、社会人のための語学習得システムとして、そのノウハウをまとめてみたいとも思います。
それが「デグチ・メソッド」であり、今後の自分の仕事であると思っています。
これなどは、自分の意志で趣味を仕事にしようとするもので、楽しくなければ最初から「やる気」にもなりません。