話は飛びますが…。

ちょっと脈絡がないかもしれませんが、先日から気づいたことを書いてみたいと思います。
前に東京に出た折、丸の内北のオアゾ内にある丸善本店に寄りました。
いつもは瞬く間に2万円分ぐらいの本を購入するのですが、その時は午前と午後と別のセミナーに出た後だったのでフラフラ。
結論から言うと1冊も買いませんでした。
本を買うにも気力が充実していないと買えないものだということに気がついた次第です。

話は変わります。
神道は教祖が誰だか分からず、教典もありません。
連綿として続いているのは「二礼二拍手一礼」のみ。
私も伊勢神宮を中心とした日本の神々を仰ぐ者の一人なのですが、最近、神道の神髄が分かり始めてきたような気がします。
神道が尊ぶのは凛とした規律。
「礼」と言い換えてもいいかもしれません。

また神道は「やる気」の宗教でもあります。
口では説明しにくいのですが、神道には繁栄発展を後押ししてくれるエネルギーを感じるのです。
従って神道に帰依する者は、自ずと繁栄発展するはず。
そうならない場合には、何かそれを阻害する気持ちが心の中にあるのかもしれません。
神様の前に無心で素直に佇(たたず)んだ時、心の歪みが正され、心の中の余計なものが剥がれ落ちていくはずです。

神道を我が道とする者が心がけるべきことは「上機嫌力」。
いつも機嫌よく頑張るのが、神道の目指す道でもあります。
不機嫌そうな顔をした者には、神さまも人々も協力する気にはならないのです。
「愛語よく廻天の力あることを学すべきなり」と道元禅師も仰っているではありませんか。
そうなのです「和顔愛語」であり、「上機嫌力」なのです。

また話が変わります。
1990年代のバブル崩壊で、500億円ほどあった資産を全部失った不動産業の先輩のお話です。
この方はバブルの最中、たった一人で仲介手数料を7億円も上げたのを私も知っています。
とにかく「やり手」。
でも「やり手」でも大失敗することがあるということを肝に銘じたいと思います。

銀行にすべて取られたあと「人脈」と「健康」と「知恵」の3つだけが残ったそうです。
なぜならこの3つは抵当に入れてなかったから。
もう一つ残っていたのが「気力」。
今はまた復活され頑張っておられます。
上記のうち、私が意図してできるものは健康(管理)のみ。
2012年は経済、政治、軍事、自然災害などにおいて、かなり厳しい予測がされていますが、まずは自分ができる健康管理をキチンとやっていこうと考えています。