会社繁栄「掃除道」 その20

舛田光洋さんの本を読んだり「断捨離」の本を読んだりすると、モノを捨てさるモチベーションが、かなりアップしてきます。
服などでも、家に置いてあるものを全部一ヶ所に集め「ワクワクするかどうか」で、残しておくものと捨て去るものとに分けるのだそうです。
この場合も敵は「もったいない」と「まだ着られるかもしれない」。

これを「ワクワク感」という基準で持って振り分けていくのは、とてもいい方法だと思うのです。
つまり残った服はワクワクするものばかり。
ワクワクするものに囲まれる生活は、それだけで素晴らしいのです。
私も実践してみたのですが、確かに気持ちが軽くなりスッキリするのは間違いありません。

自分が変化させていけるのは現在と未来しかありません。
過去に対してできるのは反省だけで、どう頑張っても変えることはできないのです。
変えられないものに執着するのはムダな努力というもの。
次へのステップをするために、まとわりつけてきた余計なモノをいったんすべて肩から降ろしてみるのは、すごく重要なことだと思うのです。

たとえ成功体験であっても、案外それが次へのステップの障害になっている可能性だってあります。
とにかく捨てさり、真っ白になって未来へ挑戦していきたいものです。
「見切り千両」と言いますが、これも「過去への執着を思い切って捨てよ」ということだと思います。
自分がワクワクしないものを一度捨て去ってしまうのは、ワクワク未来への準備でもあります。
捨て去る「思い切り」もしくは勇気がどうしても必要なのです。

実際、服や小物を捨てることにより、新しい気持ちになれるだけでなく、もっといいものが入ってくる体験を私自身何度もしています。
同じことを年賀状で行ってみました。
過去から何となく出し続けている人のリストを見直しました。
中には「あまり会いたくないなあ」という人もいて、そんな人にどうして年賀状を出し続けていたのか、よく分かりません。
過去の人脈をカットすることによって気持ちがスッキリし、より良い人脈がまた新しく築けそうな気がしています。