汗水たらして不労所得 その3

私は不動産はプロであっても、株はプロではありません。
不労所得と言うからには、やはり株のことも研究したいと思うのです。
株式投資にも大きく分けて2つの方法があります。
一つはキャピタルゲインを狙うやり方。
もう一つはインカムゲイン

株と言うからにはキャピタルゲインが主流であるのは間違いがありません。
また同じキャピタル狙いであっても、短期で売買していくやり方と、長期所有し企業が成長し成熟するのを待つ方法とがあります。
前者の極端な例はデイトレーダー
後者はウォーレン・バフェット澤上篤人さん流の考え方。

つまり自分が応援したい企業の株を買い、一度買ったら10年間は売らないというやり方です。
そして途中その株が何かの要因で下がった時は、買い足していくわけです。
リーマンショック東日本大震災の時は、株が猛烈に下がりましたが、まさにそれらが絶好の買い時であったわけです。

東日本大震災などで、株がどこまで下がるか分からない時に、株を買い足していくことは相当の勇気と信念がいります。
株を買うということは「日本を見捨てない」という意思表示でもあるわけです。
1〜2日間でパニック的に下がった株は、間違いなく回復すると、私にも確信がありました。しかし何の株を買ったらいいのかが分かりませんでした。
普段から勉強しておれば躊躇なく買い進むことができたはずです。

株式投資を博打のように思っている人もいるかもしれませんが、少しかじり始めると、これほど勉強が必要な分野も少ないような気がします。
マクロ的には世界や日本の経済の流れをシッカリつかまなくてはいけません。
金融や原材料の動向も当然知っておくべきです。
ミクロ的には各企業の財務分析が必要。
業界の特性だって知っておくべきです。
こんなに勉強しなければいけないバクチなんて、あり得ないではありませんか。