読書リスト

読書リストを書き残し出したのは、もうはるか昔、高校生の時からです。
吉田松陰先生がそうなさっていることを知り、単純に自分も真似してみようと思ったからです。
従って40年間分ほどのリストが手元に残っています。
と、ここまで書いて、書斎に置いてある読書ノートを探してみると、20年ほど前には月30冊ほど、15年ほど前には、もう月50冊ほどの本を読んでいるのが記録してありました。

本は捨てずに、基本的には全部持っているはずです。
私の個人図書館には、今たぶん1万数千冊があると思うのですが、家族には迷惑でも、私にとっては愛着のある本たちです。
とは言え、時たま眺めてみると、読書済みなのに、読んだ記憶が全くない本も多数あります。

以前に著者名の「あいうえお順」で本を整理してもらったことがあります。
渡部昇一コーナー」や「長谷川慶太郎コーナー」には500冊以上の本が並んでいます。
「この著者の本は全部買う」という著者が30人ぐらいいるのですが、そういった著者の本以外は、時系列で並べていった方が分かりやすいかもしれないと、最近感じています。

本を1冊30分以内で読もうとしているのですが、実際はもう少し時間がかかっているようです(本によって差があるのですが)。
毎日2時間半の読書時間を取っていて、その間に読めるのが3冊から5冊というのが平均でしょうか。
そんなに早く読んで内容が分かっているのかどうかは自分でも疑問なのですが(笑)、読み終わったら本の評価をつけているので、そこそこ分かっていることにしておきます。

本の評価は6段階。
AAAは「ムチャクチャ面白くて為になる」。
AAは「相当面白くて為になる」。
Aは「わりかし面白くて為になる」。
BBは「あんまり面白くて為にならない」。
Bは「全然面白くてためにならない」。
Cは「時間のムダだった」。

自分で選んで買っているので、BやCはほとんどないのですが、ごくたまにインターネットで内容を見ないままに購入した分の中に混じっていることがあります。
自分があまり知らない分野だと、本の内容が良くても、こちらの理解度が高くないため、低い評価をつけてしまうことがあります。
また読んでいる時の体調に左右され、ホントはAAだけどAの評価をつけることもあり、こういった時は著者に申し訳なく思います。

読書は人生最高の喜び。
年千冊の読書には、予想以上の世界が待っていたことを、いま実感しているところです。