ザルツブルグ2日目

ザルツブルグは国際観光地。
人口が15万人なのに、年間650万人が観光客としてやってきます。
その要因としては、まずはモーツアルトの生誕地であるということ。
これを上手く活用し、毎年ザルツブルグ音楽祭を催すなど、「音楽の街」としてのブランド力があります。

また映画「サウンド・オブ・ミュージック」がこの地で撮影されたというのも大きいいですね。
今なお「サウンド・オブ・ミュージック」ツアーの観光バスが運営されています。
実は今日はそのツアーに参加してきたのです。
4時間のツアーです。
驚いたのが、ツアー客の半分が東洋人。
それも台湾、韓国、中国と国籍がバラバラ(ちなみに他はイギリス、アメリカ、オーストラリアなどでした)。
東アジア地帯に経済力がついてきたことが感じられます。

かつて岩塩の生産地として、また交易の中継地として大いに栄え、お城を始め、いろいろな観光資源が残っています。
また少し足を伸ばせば、美しい湖や山々に囲まれたすばらしい自然を満喫することが出来ます。
このように4つか5つの魅力的な要因があれば、国際観光都市になってしまうのですね。

今はユーロ高ですが、物価の高さを痛感します。
ホットドッグが2.9ユーロ。
今1ユーロ160円以上しているので、ホットドッグ1本が500円。
日本のマクドナルドなどと比べても、これは高いですよね。
宿泊料金だって、夏のシーズンということもあるのでしょうが、日本の倍ぐらいしています。
日本は物価が高いと思い込んでいたのですが、この思い込みはもう取り去った方がいいのかもしれません。