母親は建設作業現場で働き、小学校低学年だった松崎さんは、弟と妹を連れて、夕方仕事を終えた母親を迎えに行ったそうです。
母親の姿を見つけると、小さな子ども達は歓声を上げて、母親の元へ。
母親は疲れていただろうに、丘の上へ子ども達と一緒に登り、長崎の街の灯を見ながら、子ども達の今日あった話を聞いてくれました。
貧しかったけれど、あの時間は自分たち家族にとって、最高に幸せだったと、松崎さんは語ります。