氣の活用

毎日何気なく(というより、かなり本気で)やっている掃除には、「氣を通す」「氣を活かす」という物凄い力が秘められているのに、最近気がつきました。
氣が滞っていると、何かにつけて、その滞(とどこお)りが足を引っ張るのです。
災難や不幸も呼び寄せる。
犯罪だって呼び寄せてしまいます。

「氣なんて目に見えないものを信じられない」と言う人もいるかもしれませんが、空気だって目に見えません。
(氣と空気は、かなり似通ったところがあり、「良い氣」と「良い空気」はほとんど同意語と言ってもいいぐらいです)
氣を非科学的と言うなかれ。

例えば清潔は、氣にとってとても大切な要素ですが、あらゆる疫病から身を守ってくれます。
これは自明の理であって、極めて科学的な話です。
ちなみに今の私達にとっては当たり前の知識ですが、ナイチンゲールの時代は、このようなことも分らず、病院は不潔で病原菌の巣のような所でした。
ナイチンゲールは、病院を清潔に保つことで、患者の死亡率をぐんと下げたわけです。

会社でもモノや書類が”ごちゃごちゃ”に置いてあると、氣が滞り、繁栄や健康の妨げになります。
下手すると、そこから悪い波動が出たりする。
まずは「捨てる」という作業が必要不可欠です。
捨てないと、整理したところで、いらぬ物を移動させるだけの結果になってしまいます。

日本神道系は掃除をとても大事にしています。
掃除さえきちんとしていれば、そう大きく道を踏み外すことはないはずです。
私もバブルの頃に今ぐらい掃除していたならば、あんな大失敗はしなかったように思います。
(だから今は大丈夫)