2007-03-30から1日間の記事一覧

城南宮で神主さんによる祈祷を受けている時、暗記している祝詞(のりと)が読まれ、うれしく思いました。 二千年以上前の人びとと全く同じ言葉で、自分も神様にお祈りしていると思うと、その伝統の重さに身震いします。

日本神道には聖書やコーランのような経典がありません。 ただあるのは礼法のみ。 なのに連綿と、少なくとも二千年以上引き継がれてきているのです。 こんな宗教も珍しい。

私は高校がキリスト教の学校で、キリスト教には馴染みがあります。 仏教もかなり勉強しました。 しかし日本神道が一番しっくりくるのです。

自分のことばかり考えるから悩みが尽きないのでしょう。 神様に心の照準を当てれば、小さな自分のことなんて、もうどちらでもいいこと。 神様の目から見れば、人間の悩みの期間なんて、もっといえば人生なんて、ほんの一瞬。

黒住教の創始者の黒住宗忠は「神のご繁栄」を祈っていました。 ふつうは神様に何かお願いするものですが、神様のご繁栄を祈るなんてスゴイ!

すばらしい気づき(悟り)の言葉を聞き、読んでいるこちらもハッとしました。 「春日大社宮司の葉室褚昭さんは、神様の喜ばれることだけを考えている」もKさんから教えていただいたことです。

「神様の時間の尺度の中では、独りぼっちの私の時間など、実はあっという間の時間であり、同時に私を成長させる大切な時間なのかもしれないなって思います。 もう悩まずにしっかり心を決めて、生徒たち、先生方、母、姉、父、周りの人をいっぱい喜ばせて、毎…

「周りの人が喜んでくれたら、嬉しい。 幸せはとてもシンプルで、一生の中で、どれだけの人を喜ばすことができたかが、その人の幸せの大きさなのかもしれないと思うようになりました。 母のことで(注:入院中)、職場の先生方にも本当に親切にたくさん助け…

日本神道の教え

ある勉強会で、高校で英語を教えている女性の先生Kさんと出会いました。 お互いに日本神道系の魂の傾向性であることを知り、ひじょうに話が弾みました。 その方からのメールです。