2007-01-25から1日間の記事一覧

経理業務を丸投げ(アウトソーシング)するのも有効な手です。 案外それが一番いいかもしれません。 後ろ向きの仕事はアウトソーシング。 儲けることに人材とエネルギーを集中していくべきかもしれません。

家賃滞納や不良債権への内容証明もインターネットで出来るとは知りませんでした。 「日本郵政公社 e内容証明」

預金通帳を1本化すればシンプルになります。 不動産業の場合は、売掛金もほとんどありません。 また手形にいたってはゼロ。 経理的にはひじょうに恵まれた業界でもあるわけです。

会計ソフトの導入です。 自社の経理を会計ソフトに合わせるのが一番簡単でいいわけです。 会計ソフトがあるのだから「振替伝票を書くのをやめよう!」とのこと、納得です。 基本方針は「経理の仕事はパソコンに引き継ごう!」です。

本著には「時間をかけて領収書をきれいに貼るのはやめよう!」とあります。 請求書などの資料は分類せずに、時間順がいいとのこと。 また請求書は振込票と一緒にファイル。 勘定科目を増やさず「経費は経費」だと割り切ることも大切。 勘定科目を何にするか…

わざわざ銀行に足を運ぶのは時間のムダ。 インターネットバンキングを利用すべきです。 キャッシュレスにすれば、おカネの出し入れはすべて預金口座を通るので、毎日出納簿をつけなくても、あとで預金通帳を見れば処理できます。

法人カードを利用するのも、キャッシュレスにするために有効な方法とのこと。 交通費はプリペイドカードが便利、交通費清算を簡単にします。 小額経費をまとめて計上すれば、伝票は1枚ですみます。

社長や社員の立替経費も、月に一度「経費精算書」を出してもらいます。 勘定科目もその人に書いてもらうので、経理は勘定科目で迷うことはありません。 そして立替経費は給与と一緒に銀行振り込みすればいいわけです(あくまでもキャッシュレス)。

まずはキャッシュレス会計を目指すことからスタート。 現金を取り扱うと、盗難紛失や数え間違いなどのミスの恐れ。 何よりも手間がかかります。 手間は即コスト。 キャッシュレスにすると、毎日やらなければならない経理作業がなくなるのです。 それにいちい…

経理と財務戦略は別物です。 経理と資金繰りもまたちょっと違う。 力を入れるところを間違っているのです。

「経理をしっかりやっても、赤字は赤字。経理をきちんとしたから黒字になったわけではない」のです。 今の経理ソフトなら、例え簿記を知らなくても、誰でも経理作業が出来てしまいます。 つまり専門職の正社員でなくても、パートで十分なのです。 ここでまず…

賃貸管理業務での家主さん宛の「家賃精算報告書」などが間違っていたら大変ですが、経理は会社内部の話。 極論すれば「経理は不正さえなければ、少々間違っていてもいい。むしろ何の利益も生まない仕事に多大なコストをかけてはいけない」ということだと思い…

一つは習慣だからでしょう。 何の疑問も持たず、経理はこうするものだと思い込んでいるからかもしれません。 営業畑出身の社長は、だいたいが経理のやり方には、あまり関心を持たず「よきに計らえ」式で来ているということもあります。

副題に「キャッシュレス・伝票レス・社員レス」とありますが、具体的な方法が書かれ、今後の経理の方向を決めるにあたり、大変に参考になりました。 経理事務自体は、1円も儲からない作業です。 なのに手間暇かけて、細かく丁寧にやっていることが多いのでは…

『ココまでできる経理の合理化』

今年の課題の一つに、経理システムと管理システムのシンプル化があります。 そんな矢先に、すばらしい本と出合いました。 『ココまでできる経理の合理化』(児玉尚彦・日本能率マネジメントセンター・1,500円)です。