2006-12-13から1日間の記事一覧

景気が回復し、法人の不動産需要が強い動き。 企業自体がオフィスや工場や寮や倉庫を求める需要も強いのですが、体力をつけたため損切りが可能になり、所有不動産の売却ができるようになりました。 要は、売り買いともに活発化しているわけです。

買取転売をしていた不動産業者や、マンションデベロッパーや建売業者の中には、経営が相当苦しくなっていくところも出てくるのではないでしょうか。 首都圏の新築分譲マンションの中には、売れ行き不振で販売時期をずらしたり、賃貸に回したりするところも出…

マンションデベロッパーは供給を止めると、会社が回っていかない事情があります。 だからマンション用地を高値ででも購入せざるを得ない。 業者間の転売で、大都市圏の中心商業地や高級住宅地の価格が急騰し、東京都心や周辺の高級住宅地では、坪500万円を越…

ファンドの購入意欲の減少や収益物件のダブつき現象はあるものの、団塊の世代を中心とした個人の不動産投資は強いようです。 サラリーマンが、投資用に小さいマンションを購入する動きも、今後はもっと活発化しそうです。

軽井沢の別荘地も活況を呈していて、リゾートまで大幅な価格上昇があると、それはバブルの最終局面だという人もいます。 関西もそうですが、東京23区の事業用売物件は確実に増えており、ピークは過ぎたと見るべきでしょう。 いずれにせよ今回は、わが宝塚と…

不動産市況を考える

大手不動産会社の業績は、軒並み増収増益でした。 取り扱い物件の平均価格が高く、収益用・事業用物件の仲介が多かったことが寄与しているようです。 一方ファンドの勢いは、後半後退したようにも見受けられます。