2005-12-17から1日間の記事一覧

「中小企業」と「家内企業」の違いは何かって? いい質問ですね。 それはね、単にゲゼルシャフトで終わるのではなく、ゲマインシャフトをも兼ねた会社が、私の言う「家内企業」なのです。 ゲゼルシャフトやゲマインシャフトって何? それにお答えするには、…

その会社で働く人たちが感謝と勤勉で、きびきびした社風を築き、オンリーワンの技術力やノウハウを持って、社会になくてはならない会社になること。 それが私の夢です。 優秀な家内企業を目指すことが、創業61年目からの課題でもあります。

信仰心は、「世の中のために自分が貢献していくのだ」という気持ちや行為につながっていかねばウソです。 たとえば株の売買で大儲けしたって、それが世のため人のためになっていなければ、神様の目から見て、あまり意義あることではないわけです。 この世の…

だいぶ昔の話ですが、宮尾進の「日本の社長」というテレビ番組がありました。 宮尾進さんが別の番組で言っていた言葉がイヤに印象に残っています。 「繁栄している会社の社長には、一つの共通点があった。それは家に仏壇があったということだ」 クリスチャン…

会社が存続するのは、努力・才能を超えた「大いなるもの」の支えがどうしても必要だという気がします。 天の支援と言い換えてもいいし、神様のご加護と言い換えてもいいかもしれません。 「経営は能力ではない。その人が持つ人生観や宗教観が問われるのだ」…

ところが先日、その金剛組が会社清算を行なうことになったと、新聞に出ていました。 1400年の歴史が今頃になって、なくなってしまうなんて、まことに惜しいことです。 でも仕方がないことなのかもしれません。

日本で一番古い会社は、大阪にある「金剛組」です。 1,400年の歴史と言いますから、半端じゃありません。 578年、天王寺を建てる時に、聖徳太子が百済から匠を呼んだのが始まりだそうです。

京都の老舗に共通するのは、各時代によって会社が大きくなったり小さくなったりしていることだそうです。 大きくなるばかりでは、どこかで破綻が来るのかもしれません。 市場の変化に合わせて会社も変えていかないと、継続していくことは難しいのかもしれま…

当社は父の代から60年続いています。 これはやっぱり誇りに思っていいことかもしれません。 私の代になってからでも、何回も危機がありました。 今は優秀な”家内企業”を目指しています。

会社の寿命と目指す会社

会社の寿命は30年と、ひと頃よく言われました。 次のようなデータがあるそうです。 会社設立から生き延びている確率は、1年目で80%(つまり20%は消えてなくなる)。 5年目で15%(85%が消えてなくなる)、10年で5%、30年で2%。 残り方が随分少ないよう…