クルマの中でCDを聴く

最近クルマ旅にハマっているのですが、クルマの中でCDを聞くことが出来るというのが、その理由の一つであることは間違いがありません。
CDの種類には3つあり、セミナーと音楽と語学です。
セミナーのCDを家でゆっくり聴くという時間が案外ないのです。
CDを聴くぐらいなら、ついつい本を読んだり、勉強したり、ブログを書いたりしてしまいます。

一流の講師(現役の経営者も多いのですが)のセミナーのCDを、高いお金を払って購入するのですが、本当に勉強になったり、心底感銘を受けたりする内容が少なくなく、クルマの中でCDを聴きながら一人興奮しているなんてことは“しょっちゅう”です。
渋滞に巻き込まれても、中身の濃いCDを聴いているなら、別にどうってことはありません。

自動運転車だと“もっと”楽できるわけで、早く自動運転車(レベル2)に換えた方が安全運転のためにはいいかもしれないと、ちょっと本気で思っています。
荷物をいっぱい積み込み、行きたいタイミングで出発するクルマ旅に自動運転車が加われば鬼に金棒です。

ビジネス系のCDを聴いていると「あっ、そういうやり方をすればいいのか!」とか、「そういう考え方があったのか!」といった「目からウロコ」体験をいっぱいします。
本当に世の中にはデキる人がいるもので、そういう人たちのCDを聴いているだけでモチベーションが急上昇します。
自分も“うかうか”しておれないという気持ちです。

先日も株式投資家(評論家)の話をクルマの中で聴いていたのですが、世の中のどういう要因が株価に影響を与えるのかがよく分かりました。
例えば「都議選などは株価に何の影響も与えない」ということを、選挙前からそのCDによって聞いていたのですが、実際に株価はピクリとも動きませんでした。

その人の話を聞いていると、私など経済の見方がまだまだ甘いということを痛感させられます。
現実の経済は多くの人たちの行動や思いで動いていきます。
いわば人々の意志の集合体でもあるのですが、経済自体がまるで一つの意志を持った生き物のように動き出します。

「経済の意志」ともいうべきものが、何をしたがり、どういう方向へ動こうとしているのかが分かれば、次の手が打ちやすいわけです。
それを知るには情報や知識や智恵も当然必要ですが、案外スピリチュアル的な能力も磨いていかなければいけないような気もしています。

また、ある不動産関係のCDも聴いていたのですが、やはりとても勉強になりました。
その講師の人は東京在住の不動産コンサルタントなのですが、毎月送られてくるCDからは、不動産ビジネスの最先端を知ることができます。
例えばマンションデベロッパーが、最近はホテルにも進出しようとしているそうです。
そのような動きは、地方の不動産屋(私のこと)には分からないことです。
が、いずれ地方にも波及してくるはずです。

マンションデベロッパーは「土地を探し、建物を建てて売る」というのがその仕事で、建てたものを自分で保有して家賃収入を得ていくなんてことは決してしません。
ホテルも同じことで「土地を探し、ホテルを建てて売る」わけです。
今はホテルの買い手を探すのに困ることは全くありません。
確かに分譲マンションよりも手っ取り早くて、しかも儲かるような気もします。
まさに「旬」の仕事かもしれません。