パーティー参加をやめてみたら?

仕事ばかりしているわけではないのに、時間がとてもタイトです。
だからと言って遊んでいる時間もほとんどゼロで、ネオン街へ飲みに行くことも、ゴルフに行くこともありません。
神社めぐりにはかなりの時間を割(さ)いていますが、これは私にとっては「観光」ではなく「信仰」です。

先日、あるパーティーに参加していて、ちょっと時間がもったいない気がしました。
今までパーティーというものには数百回参加してきましたが、そこで新しい人脈を形成したり、新しい情報を得たりしたことは、ほとんどなかったのではないかと思うのです。
従って今後はパーティーに出ること自体をやめてしまってもいいのかもしれません。

そんなに厳しく制限しているわけではないのですが、ゴルフやマージャンやカラオケは「タブー」にしています。
そのほかにもコンサートやスポーツ観戦やネオン街の散歩なども、一応タブーリストに入れています。
今回、それにパーティーを入れようかと思っているのです。

何せ「やるべきこと」は「多読、語学、コインパーキング」の3つだけなので、その他のことは省略してもいいことにしています。
むしろ時間を創出するためにも「その他」のことには出来るだけ時間を消費しない方がいいのかもしれません。

昔、納税額日本一になった人の話を読んでいたら(斎藤一人さんのことではありません)、夜は8時には寝て、朝は4時に起きるということでした。
この人の場合、人との交際時間はゼロに近いのではないかと思いながら読んでいたのですが、それでも納税額日本一になってしまえるわけです。

人との接触が少ないと「井の中の蛙」状態になるのではないかと恐れていたのですが、案外そんなこともないのかもしれません。
私の場合「やるべきこと」と「やりたいこと」は一致しているのですが、この際もっと堂々と「やりたいこと」だけに打ち込んでいこうと思うのです。

私の不動産仲間の中には、不動産コンサルタントとして、業界でかなり有名になっている人がいます。
半分冗談、半分本気で「不動産林流宗家」を名乗っています。
この人は英語ができないことをずっと気にしたらしく、67歳の時からベルリッツに毎日通い出しました。

片手間では「かったるい」とばかり、最近は「午前中『学生』、午後から『社長』」と割り切って、午前中は仕事を一切せずに英会話スクールに入りびたりになっているそうです。
今年のゴールデンウィークなど、自分が英語の勉強を集中してしたいがために、会社の休みを10連休にしたとのこと。
そこまですると、さすがに英語に手ごたえを感じるようになったようですが、私にとってはちょっと刺激的な話であります(真似するかもしれないという意味で)。