東京でミニ同窓会

連休の真ん中の日曜日の夜に東京で用事があり、1泊2日で行ってきました。
東京在住の同級生が集まって、小学校のミニ同窓会が行われることになり、なぜか関西にいる私も参加することになったからです(参加者は7名でした)。
次の日の朝一番6:00東京発の新幹線で戻るつもりだったので、東京駅周辺のホテルを予約することにしました(結局、朝一番ではなく、昼過ぎに帰ったのですが)。

ところが休み前のホテル料金は高いし、またその中でも特に高い部屋しか空いていないのです。
土・日・祝が休みの人は、旅行一つとっても大変だなあと改めて感じた次第です。
私は今の会社を始めてから30年以上経ちますが、日曜日に仕事以外で出かけるようなことは、まずありませんでした。
逆に平日が休みだと、リーゾナブルな料金でホイホイとどこでも予約できます。

東京駅へ降り立った時、平日とは違うノンビリした円(まろ)やかな雰囲気に驚きました。
いつもはビジネスパーソンが足早に歩く歩道でも、家族連れやカップルがゆったりと歩いています。
「おのぼりさん」的な人たちも多く、日本人だけでなく外国人の「おのぼりさん」も少なくありませんでした。
東京駅をバックにあちこちで写真が撮られていました。

香港へ行った時に、持って行った本が足りなくなりそうだったので、今回は東京へ行くだけなのに10冊もの本をバッグに詰め込みました。
ところが行きの新幹線の中では昏々と眠り続け、睡眠の合間を見てやっと1冊読んだぐらいです。
ちなみに帰りは3冊でした。

東京へ行った時は、出来るだけ大型書店に立ち寄ることにしています。
今回も丸善本店に行き、瞬く間に15冊、2万円ほどの本を買いました。
ふだんインターネットでいっぱい本を購入しているはずなのに、大型書店を訪れれば、いくらでも買いたい本があるのです。

同窓会では懐かしいというより、ちょっと気恥ずかしい気がしました。
しかしながら卒業してから50年近い歳月でも、話している間にあっという間に昔に戻ってしまいます。
今の自分の生活に何か不都合があると、同窓会にも出られないわけで、参加できる境遇であるだけでも有難いことだと思いました。

参加した7名は、みんな品格があって、レディーおよびジェントルマンでした。
自然に関西弁での会話となりました。
たぶん私の関西弁に触発されて、みんなの語学モードのスイッチが関西弁に切り替わったからだと思います。
「いい思い出」になりそうな同窓会でありました。