ビートが来て海外旅行は?

ビートがやって来ることが分かっていたら、こんなに多くの海外旅行の予定を立てなかったのにと“やや”後悔しております。
今年2月にシンガポールへ行きました。
昨年の年末にお隣のマレーシアに行っているのですが、両国とも大変気に入りました。
マレーシアは日本人のロングステイ人気ナンバーワンの国でもあります。
シンガポールもそれに負けず劣らず魅力ある国であることは間違いがありません。

シンガポールの物価は多分日本と同じぐらいだと思うのですが、マレーシアは3分の1とのこと。
シンガポールは香港と並ぶ金融・貿易の拠点であります。
香港は日本から3時間、シンガポールは7時間と遠いのですが、将来中国からのプレッシャーという観点から見ると、シンガポールの方がカントリーリスクは少ないかもしれません。

関西空港から中国の各都市への直行便があり、時間的にみても東京より関西の方が近いので、この有利さをもっと活用したいと思っています。
ただ中国の都市はスモッグが酷(ひど)く、水も汚染されていて(川というよりドブです)、交通マナーも極めて悪いので、街を歩いていても落ち着きません。
シンガポールやマレーシアは「住んでもいいかな」と思うのですが、中国に住むのは御免こうむりたいと思うのは私だけではないはずです。

中国政府の高官ですら、息子や娘を外国に住まわせ「カントリーリスク・ヘッジ」を行っています。
ここでいう「カントリー」とは自国の中国のことであり、「リスク」とは現体制の変化であり、また権力争いによる高官の失職リスクのことでもあります。

さてさて、マイルが貯まったので近々ソウルへ行く予定を、ずっと以前から組んでいました。
シアトルへの一人旅も予定に入っています。
夏にドイツ語だけで旅行をする計画も入れています。
もしビートが来ることが分かっていたら、これらの予定を入れていたかどうかは疑問です。
今年後半あたりから、海外へ行く回数が減っていくかもしれません。