バルセロナ紀行 その5

標準スペイン語は「カスティリャ語」ですが、ここバルセロナは「カタロニア語」。
美術館へ行っても、まず「カタロニア語」が表示してあり、その下にスペイン語カスティリャ語)。
下手すれば英語が書かれていないことがあります。
英語といっても国際語というよりは「イギリスの言葉」といった扱い。
フランス語、ドイツ語、イタリア語と並列に書いてあるわけです。

私はスペイン語は全く分からないのですが、街の看板を見ていて、何が書いてあるのかが分かることが時たまあります。
英語とドイツ語の知識しかなくても、よく似ている言葉があるのです。
公共の建物や施設は、看板を見て何をやっているところかの推測がしやすいように思います(例えば「国立○○研究所」とか「○○警察署」とか)。
また同じように看板の文字を見ていて「私立探偵事務所」であることが分かった時は、ちょっと感激しました。

8年前にバルセロナに行った時よりも、観光客が断然増えているように思います。
前回はサクラダファミリアで1時間も待つということはありませんでした。
ピカソ美術館も前回スッと入れたのが今回は30分待ち。
しかしながら、ホテルをはじめバルセロナの街全体のホスピタリティーが向上しているのを感じました。
サクラダファミリアが完成したあとに、もう一度バルセロナを訪れたいと思います。
たぶん十数年後のことになるでしょう。