関西学院高等部の合同同窓会

私はある私学の中学校にいたのですが、関西学院高等部に入って前の中学校と比べ、これほど教師のレベルに差があるものかと驚いた経験があります。
それだけ当時の高等部の先生方のレベルの高さは際立ったものがありました。
高等部の先生方のレベルがあまりに高かったので、大学に入ってから教授たちがまことに色あせて見えて困ったものです。

その関西学院高等部の合同同窓会が行われました。
全部で1,200人ほどが集合。
男子校だったので、当然ながら全員男性。
学年ごとにテーブルが用意されていたのですが、年令と見た目の若さは全然違いますね。
例えば50歳ならば、見た目プラス・マイナス10歳の人たちが同じテーブルにいます。
すなわち40歳に見える人と60歳に見える人が同じテーブル。

同級生に面白い人物がいました。
職業はあえて言えば「プロの個人投資家」。
もう17年も香港に住んでいるのだそうです。
投資先は東京に集中。
あまり具体的なことを書くと商売の妨げになってもいけないので書きませんが、その投資物件のユニークなこと。
不動産業者でも気がつかないような投資手法に、心底感心しました。
彼のような投資家にとっては香港は非常に居心地のいい場所のようです。
国があまり税金をきつくしようとすると、富裕層はみんな海外に逃げてしまう可能性があるなと、彼と話していて感じました。

あまり期待しないで行った同窓会ですが、随分たくさんの人たちと出会うことが出来ました。
特に柔道部の後輩たちは頼もしいですね。
おかげで元気とやる気をいただきました。
また5年後にあるそうです。
今度は息子と一緒に行きたいものです(息子も同じ高等部出身)。