どうして難しいかというと、自分というものを捨てきれないからです。
宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の中にもあるように、「あらゆることを、自分を勘定に入れず」でありたいと思うのです。
「自分を空にする」、「自分をなくする」というのは、人間として生まれて到達する、かなり高い境地ではないかと思います。
神様が嫌われるのは、「我が我が」がプンプン臭う言動。
逆に応援してくださるのは、自分を捨てて行なう行為。